「金融を納税者のお金で救済するのなら、自動車会社だって...」
というアメリカ人の感情に訴えるデタラメ論理が叫ばれてきていたが(詳細は例えばコチラをご参照)、ここにきてメディアで「もういいかげんに破産させろ」という声も聞こえてきた。
こうしたところはやはりアメリカは健全だなと思う。
たしかに納税者のお金で5年前の債務者にお金を払うぐらいだったら、おなじお金で今そこにある会社を建て直す方がいいに決まっている。このファンド・マネジャーのアックマンさんは正しい。(この人の名前...日本に来たら「英語でしゃべらナイト」なんかでナレーターやってそうだ...ぱっくん、あっくん...)
オバマ新大統領も就任したとたんに「救済か、引導わたすか」なんて決断迫られるのも大変だが、ここが正念場。
ま、国民の大部分が「定額給付に反対」といっていながらアホ政策が止まらないどこかお国よりはマシだろう。
「俺たちにひとり一万五千円ほど、くれてやるから取りに来いと、ボクシングもやらないのに唇がヒン曲がった麻生太郎が偉そうに言う。俺たちは乞食じゃないんだ。お前さんの子分でもなければ、ファンでもない。
何を言ってるんだ、それも俺たちが納めた税金じゃねぇか。バカヤロ。」
と、「塀の中」の安部ジョージさんが吠えていた(コチラ)。
本当に景気対策をしたいんなら減税するに限る。減税ができずにバラまくということは、とりもなおさず減税する為には必要な「官による無駄遣い」に切り込めない、というなさけない政権の実情を露呈していると言う事だ。仕方がないので未来の納税者である今の高校生ぐらいのポケット(将来の稼ぎ)に手を突っ込んでいる。なんで日本人が国をあげてカード破産のアメリカ人みたいなまねをしなきゃならないんだ?
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2 years ago
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