Thursday, October 29, 2009

クリストファー・ヒル - Christopher Hill

日本では堂々巡りになっちゃった六カ国会議で有名。現在アメリカの駐イラク大使。実は旧ユーゴスラヴィア紛争の折には、現パキスタン/アフガニスタン特命大使のリチャード・ホルブルックさんの側近だった。なんでみんなこの最後のところに言及しないんだろう...。どうみてもヒルさん、ホルブルックさんをロールモデルにいしていると思うんだが...。

Monday, October 26, 2009

泰時どの〜!

アゴラに北条泰時と、彼が中心となって制定した「御成敗式目」、そして「唯浄裏書本」について書いてきた。もともとこのブログでも以前「Yoritomo」でとりあげたネタ。あいも変わらず、タイムリーな話題をズバズバ取り上げているアゴラ執筆者の中にあって、一人だけ「まんが日本昔ばなし」をやっているような観がある。ずれてるな〜。

泰時に注目したのは、英国留学時の時のこと。前回のアゴラのエントリーでも述べたように、「コモンロー万歳」な授業内容に刺激され、日本にも優れた法論理を提示した歴史上の人物がいたはずだと思い、探したのだ。泰時クンと唯浄裏書本を発見した時、大げさな話ではなく、私は日本人としてのプライドに胸が張り裂けんばかりになった。(もっとも私の熱弁に耳を傾けてくれる英国人法学生はいなかったが。)

しかし日本の大学の法学部で泰時クンのことなど教えていないんだろうな...と思うと、私は非常に残念な気持ちでいっぱいになるんである。

Sunday, October 25, 2009

Bohemian Bankruptcy

さすがの海賊イギリス人たちも、かなり参っているようです。

Saturday, October 24, 2009

Saturday, October 17, 2009

千葉法務大臣...大丈夫かな〜


なんか、

「あら...ガイジンさんたちが突然大勢でお見えになって...どうしたのかしら〜...???」

まぁ、そんなわけありませんでしょうが...。

与党内ではハーグ条約批准の勉強会が始まったようです。

問題の一つは、いままで外国人のおとうさんやおかあさんを知らないで、もしくは会わないで育ってきた子供たちが、突然定期的に海外旅行して親に会いに行かなきゃならなくなったりすること。経済的にキツいであろうシングル・マザー/ファーザーたちに突然の出費がのしかかる...そしていった先で、

「まぁ、お前...むかしはあんなに英語喋れたじゃないか...いったいどうしたんだい?そんなつぶしのきかない日本の教育なんてどうでもいいんだよ...」

なんてさんざん言い聞かされてきた日にゃ...目も当てられねぇ。

もっと深刻なのは離婚の理由がDVだったりする場合。いままで目を合わせないですんだ相手にいやでも会わなくちゃならなくなったりする。

どこら辺を落としどころにするのか...お手並み拝見。

PS:ステキなエルメスのスカーフ...センスいいですね。でも、もっと楽しい着こなし方がありますよ。

Thursday, October 15, 2009

アフガニスタンの大統領選挙における不正行為


こういう問題がまだ未解決な時点で、カルザイさんとツーショットしていた岡田さん...。大丈夫なんでしょうか?

現場のマクリスタル将軍の増員要請を蹴って、民政主導の新方針を提示しそうなオバマ政権(まだまだ予断を許しませんが)。その尻馬にのって(というか隠れて)世界レベルでは誰も注目していないインド洋給油活動問題の出口のメドを立てるということでしょうか。(もっとも日本、もとい、連立内閣内では大きな問題なので、これを丁寧に「とげ抜き」するのはそれはそれで重要な仕事なんでしょう。)

ご自身のブログをみる限り、そうした民政主導のアフガン復興の中で、日本が重要な役割を果たしたい、ということのようですが。

世界レベルでは、こうした民政主導を主導するシビリアンのリーダー不在が当初より問題視されているのです。

アシュダウン氏登板か?でも彼はカルザイさんと仲悪いからね。

以下、現時点におけるアメリカの視点による論点まとめ。

国際離婚における親権/監護権の問題 - 続報

フォローアップしておきます。

Wednesday, October 07, 2009

私はこんな本を捨ててきた

第4弾


今年公開された映画の原作。「観てから読むか、読んでから観るか」なんてコピーがありましたが、私の場合は「読んだけど観てません」。観てみたいな...。

著者は映画「八甲田山」の原作、「八甲田山死の彷徨」も書いているが、登山者の息づかいが感じられるような文章は秀逸。しかしこの人のご子息が、アノ「国家の品格」を書いたのかと思うと...親不孝でしたね。




糸井重里さんの「ほぼ日」で紹介されていたシリコンヴァレーで活躍したベンチャー・ファンド・マネジャーのご本。ご自分の成功と信念を通じてしか世界を観れていないのが「危うい」と感じましたが...。あまり必要以上にメディア露出されていないのが好感できます。


去年8月に起きたグルジア紛争の折に買ってみた本。基礎知識が上手にまとめられている。この人の「コーカサス 国際関係の十字路」もお値打ちだった。


政権交代はありましたが、榊原さん...どこに隠れているんでしょうね。第二幕に備えているのかな。


没後10年記念のキャンペーンにのせられて、初めて読んでみました。なかなか古典的なこしらえの良質なミステリー作品であることを確認。しかしこの程度の官僚批判で「社会派」と呼ばれていたのか?今は昔ですな。

Tuesday, October 06, 2009

スキャンダルまみれのセレブとしての米ドル - パロディー

アメリカPBSさんやってくれました。しっかり笑わさせてもらいました。

タックス・ヘイヴン - 租税回避地



予想できたことではありましたが、G20ですんなり合意できたのは「もっと税金効率よくとりましょう」ってことでしょうか。

いままでどおりのタックス・ヘイヴン利用法では追いつかなくなってくるでしょうね。ということはとりもなおさず、どこかで新しいやり方を模索している人たちがいるわけで...まぁ猫とネズミの追っかけ合い、猫がちょっとリードを縮めたといったところでしょうか。

しかしこれだけは自分がいままで仕事で出会った人たちとの経験から言えます。税金を避けることを主目的とした人生はつまらない人生ですよ...。功なり名を遂げたご老体はいざ知らず、有為の青年においては、賢い税金対策ももちろん必要ですが、それは人生における二次的なことですから。

Thursday, October 01, 2009