なぜかキザに聞こえるかもしれませんが、ジャズ好きです。
そこで、日本に帰るとき、時間があれば必ずいくのがここ、南青山のBody & Soul。
お互いに粋がりザカリだった高校生のとき、バーというところでカクテルというものを飲むということを教えてくれた(違法だよ!)、「ラウンド・ミッドナイトでソルティードッグ」の同級生、アンドー氏が2000年に久しぶりに日本に帰ってきた私に紹介してくれたライブ・ジャズを聞かせるバーです。
やっぱりライブを聞くお値打ちを求めれば、ジャズの右に出る音楽は無いでしょう。なにせその場でその時が勝負ですからね。お茶の世界の「一期一会」に通じるものがあります。
とはいえ、日本のジャズメンやウィメンに時折ありがちな「楽屋オチ」的、内輪のなれ合いはキライ。やはり親しき仲にもナントカありの緊張感がない演奏は聴いててダレます。
そんなわけでこのBody & Soul。同じ南青山のBlue Note Tokyoに比べて地味だけれどもアットホームな感じが素敵です。有名どころでは、日本の若手ジャズ・プレーヤーとしてはちょっと例外的に名が売れている(のかな)、TOKUが毎月必ず一回ここでセッションしています。
東京は音楽的には世界的なレベルでとても恵まれていると思う。いろいろなジャンルの音楽のトップレベルのアーティストがやってくるし、聴衆のレベルも高い(これ香港なんか住んでいるとしみじみ重要なポイントだなぁと思う)。ニューヨークなんかももちろんレベル高かったが、あまりに玉石混淆といった観がある(まぁ贅沢ないいぐさだけど)。
なぜJazzが素晴らしいかは、以前ご紹介のKen Burnsさんによるドキュメンタリー、その名もズバリ「JAZZ」のこのパワフルなオープニングをごらんあれ。
ウィントン・マルサリス...いい味だしています。
同じ「JAZZ」から、マルサリスも修行した、アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズのセグメント。
マイルス・デイヴィスの「Kind of Blue」作成の裏話。
この前日本に出張したときに、この「JAZZ」のDVD全巻セットが銀座の山野楽器で、スタッフのイチオシ商品として陳列されているのをみて嬉しくなってしまった。やっぱり日本のジャズファンの皆さんはよくわかっていらっしゃる。
それでは今晩は最後にマイルス君のこの曲でお別れしましょう...。お相手は私、城達也...なわけないだろ...(古いな...オレも...)。
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2 years ago
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