昔は「芸能人=歌手」だったような気がする。
もちろん昔の人たちが芸達者だったということはあるのかもしれない。
しかし、かつての芸能人にとって、映画やテレビで名前が売れたら、すぐに手っ取り早くその霞のような人気/名声を現金化するには、レコードの売上げが最適というわけだったのだろう。だから裕次郎も唄ったし、吉永小百合も唄った。
しかし、「芸能人」のアウトプットの場が増えた最近では、この傾向は薄れている。おかげで、スマップなんか音楽グループとしての活動はどちらかといえば「ウラ芸」。年末の紅白歌合戦なんかにでてくると「あぁ、そういえば歌も唄うんだよね、彼ら...」という感じで、年の瀬の歌合戦なんだか、年明けの「かくし芸大会」なのかわからない...なんて皮肉をどっかで聞いた覚えがある。
それとは全然関係ありませんが、なんだか「それは...ちがうんじゃないでしょうか...」という、大物役者たちのヘタウマなパフォーマンスを集めてみました。
トップバッター、フランス映画界の大御所、ジャン・ギャバン。
次に、これは有名かもしれませんが、ミュージカル作品である「マイフェアレデイー」で全然唄っていないヒギンズ教授役のレックス・ハリソンさん。彼はジュリー・アンドリュース相手の舞台公演のときもこれで通していたらしい。(まぁ、オードリーは口パクだったわけですが...)
なお、同じ歌を思い入れたっぷりで唄うとこんな感じになります。
最後に、ここ最近いちばん強烈だったレミントン・スティール様(古い?)、ジェームズ・ボンド様こと、ピアース・ブロスナン氏によるABBAの「S.O.S.」。
そのうち削除されるかもしれませんが、衝撃の映像はコチラから。
ご本人の釈明はこちら。
そういえば、この「ママ・ミア」でイケメン系のブロスナン氏とコリン・ファースに挟まれて、ミョーなオヤジを演じていたステラン・スカースガード氏が、「天使と悪魔」でヴァチカンのコワモテ警察トップをやっていたわけですな。
役者やの〜。
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2 years ago
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