Sunday, June 14, 2009

負けちゃった... - Allez les noir, encore!

ちょっとかなりナサケナカッタぞ、オール・ブラックス。

特に一本目。フランスのスタンドオフ、トリンデュック(なんとヴェトナム系らしい)のショートサイドを突いたトライはミスタックルが4本ぐらいあった。しかもその内2本はヴェテランのセンター、ノヌと、この試合キャプテンを勤めたフルバック、ムリアイナ。マッコウ、カーター、ソアイロなどが抜けた若手チームを引っ張るべきプレーヤーたちがこのザマじゃぁ...。


しかし一番「ダメだコリャ...」だったのはブレイクダウンでのニュージーランド・フォワードのふがいなさ。泥臭いフォワード・プレーで終止フランスに圧倒されていた。マッコウと共に、第2列のアリ・ウィリアムズの不在がここでは響いていたような気がする。ウィリアムズの代役に抜擢されたカンタベリーの若手、アイザック・ロス君が試合後のインタビューで、

「初めてのテストマッチで...ラインアウトでパンチとかヒジテツくらって...。」

ちょっと、オールブラックの発言とは思えん...。


とにかく試合を通してニュージーランドが勝てる気がしなかった。こんなオールブラックスの試合を観るのは初めてかもしれない。



第2戦は、もそっと気合いをいれていこうぜ!

いやはや...とにもかくにも...昨日は当地香港時間の午後3時半からクラブのバーでこのニュージーランド対フランスを観て、5時半からオーストラリア対イタリアを観て、そのあと1時間半ほど足裏マッサージでリカヴァリーした後、9時からライオンズ対ウェスタン・プロヴィンスの試合を観てしまった。ラグビー観戦、三連荘。お腹はビールでタップン、タップン。主犯は主に次の二つ...ニュージーランドのMontieth'sとオーストラリアはタスマニアのJames Boag







ライオンズの試合(これがなかなかタイトな、いい試合だった)を観ていたら、謎のダイアモンド商人をしているイギリス人チームメイトが、

「ユタカ...ライオンズの控えで10分試合に出るのと、ジャパンで10キャップ貰うのだったら、どっちをとる?」

などとアホな「究極の選択」質問をするので、いささかモーローとしつつ、

「そんなのジャパンに決まっとるだろうが〜...日本人をなめたらいかんぜよ〜...」

と、大人げなくからんでしまった。

オマケ。1990年のオーストラリア対ニュージーランドのテストマッチで、トライを決めたオーストラリアのフッカー、フィル・カーンズがトイメンのショーン・フィッツパトリックに「指2本」(逆ピース)サインをするシーン。


この「指二本」(逆ピース)サインの由来はいろいろとあるらしいが、イギリス人の友人が教えてくれた説は次の通り。百年戦争中、イングランドのロングボウ(長弓)兵に悩まされたフランス軍は、捕虜となったイングランド兵が解放された後も二度と弓が引けないように、右手の中指と人差し指を「ツメ」てしまったらしい。そこで、当時のイングランド軍は戦いに勝利すると、負けたフランス軍に対して「まだオレたちには指があるぞ!」と、指二本をこれ見よがしに誇示したと。ホンマかいな。

以前クラブのディナーにゲストスピーカーとしてやってきたフィル・カーンズ本人の話によると、この試合中、「経験豊富」なフィッツパトリックが、スクラムのたびにカーンズの耳元で「ここはオメェのようなやつがくるとこじゃねえぞ」とか、「このへたくそ」などとつぶやいて、さかんに「心理作戦」をしかけきていた。いいかげんトサカにきていたところ、たまたまトライをしてしまった。ふと観ると、足下にトイメンのフィッツパトリックがいたので、

「オイ、テメェ、あとで顔貸せよ...家でビールが二本冷えているから...」

と言ったのが真相だったとか、なかったとか...。

Friday, June 12, 2009

明日...なんとしてもライブで観るぞ! - NZ All Blacks v. France: 1st Test

現在進行中のライオンズ(イングランド/アイルランド/ウェールズ/スコットランドの4カ国選抜チーム)の南ア遠征の影になっていますが、ニュージーランドでは明日から因縁の対決、フランスとのテストマッチ・シリーズが始まります。

ニュージーランドにとっては1997年と2007年のワールドカップ大会で、それぞれ決勝進出、準決勝進出を阻んだ宿敵。特に2007年の敗戦ショックは、オールブラックスにとってまだまだ記憶に新しいはず。

さてどうなることか...。





オマケ。ニュージーランドのラグビー・ファンの視点から観た、フランス・ラグビー。

(これは2007年のテスト・シリーズ向けのモノですから、お間違いのなきよう。)

そろそろニュージーランドに勝たせてあげたいし、もちろんオールブラックスは大好きなんだけど、なんだかお茶目でオバカで、「ナントカもおだてりゃ木に登る」的なフランス・ラグビーも応援せずにはいられないんだよね。




オマケのオマケ。コイツはおもしれぇや。
"Steve Deane: Reasons to hate the French"

BlackRock Global Investors

...というわけで、以前のエントリー(コチラ)の続報として、バークレーさんは、BoNYさんではなく、黒石さんにBGIを売ってしまった(コチラを参照)。

ちょっとした因縁で知っているのだが、その前身が実はWells Fargoの小会社だったBGIの法務部はサンフランシスコとトロントとロンドンに指揮系統が分散していている。黒石さんも、これをこれから合理化していくのは大変でしょうが、やりがいがあるでしょうね。

The Economistはコチラ

豚インフルのおかげで香港は全ての幼稚園と小学校が2週間休校 - Long Vacation

セガレと一緒に24/7 x 2...やりきれん...。

Thursday, June 11, 2009

ブラジル v アルゼンチン

サッカーのブラジル対アルゼンチンを前に、アルゼンチンのコンドーム会社が広告キャンペーン!









ブラジルが勝利で、ブラジルのサッカー協会が仕返しのポスター制作。








ウィットが効きすぎていて...腹が痛い。

シネマ・パラディソ2 - My Very Personal List of Favourite Films 2

Fandango (1985)

未だに私がときおり何かに憑かれたかのように長距離ドライブ・ホリデイに出かけるのは10代後半に出会ったこの映画と、ブルース・スプリングスティーンのせいです。



あれ?あそこに映っているのはもしかして私の妻? - The Girls' Best Friend

反タリバン気運が盛り上がってきたパキスタン - Anti-Taliban Pakistanis

私が大推薦してまいりました(コチラ)BBCの「From Our Correspondence」から。

Pakistanis turn backs on 'erring' Taliban

「ヤンキー・ゴー・ホーム!」

なんて叫んでいたパキスタンの兄ちゃんたちも、

「映画も音楽もダメ」

なんていうタリバンに嫌気がさしてきたらしい。

アメリカのホルブッルク特命大使も同じことをいっている(コチラ)。

明日投票日のイラン大統領選挙 - Iranian Presidential Election




Tuesday, June 09, 2009

ハッタリが効きまくっているヴァロージャ・プーチン兄ぃ - Oleg Deripasaka humiliated by Putin

なんか昔の東映ヤクザ映画を観ているようだ。

ファンドが銀行の仕事をする時代 - BlackRock seeks to beat BNY Mellon to BGI

BlackRock seeks to beat BNY Mellon to BGI

このご時世に中東のソブリン・ファンドから30億ドルださせる...って...フィンクさん、ゴッツイ話ですな。

リスク管理ができなくなった銀行に代わって、ファンドがディールを推進し、かつファイナンスする時代なのか。これも世界中に金が余っている証拠なのだろうか。

Monday, June 08, 2009

Liar's Poker

イラン大統領選挙 - Iranian Presidential Election

アフマディネジャド大統領はイランの宗教指導者層に支持されていない...とは!


もっとも最高指導者のハメネイ師はアフマディネジャド支持を「示唆」しているらしいが。

こりゃ12日の投票日から目が離せませんな。

マグロ危機

Sunday, June 07, 2009

Empire

メモっとこう。


今はこの本読んでいます。

Friday, June 05, 2009

水滸伝ドラマ化 - Water Margin

【華流】ドラマ『水滸伝』、ファン・ビンビンの出演が決定

以前(1997年)にも中央電視台の制作でドラマ化され、視聴率45.9%を叩き出したお化けシリーズとなったらしいが、またドラマ化されるらしい。

それにしても市井の好漢たちが汚職官吏をゲリラ的に懲らしめるというストーリーは...中国共産党...大丈夫なんかい?

いつも怪しげな色気をふりまいておられる范冰冰さん...やっぱり潘金蓮役?

Obama in Egypt

またしても「歴史的」スピーチ。

これも「ブッシュ効果」が半分か?前任者があれだけ悲劇的にナサケナカッタおかげで、オバマさんもかなり得している...ことも否定できないでしょう。



解説はもちろんこの方から。



The Economist紙も早い反応(コチラ)。

(ちなみに現時点での読売新聞オンライン版のトップ見出しは「カウスさんへの脅迫文、吉本社長が被害届…府警は筆跡鑑定へ」...)

中東からアフガン、パキスタンにかけて、アメリカの対イスラム世界戦略は大きく前進しましたね。前途はまだまだ長いですが。9.11からここまで、長くてツライ道のりだったな...。






Wednesday, June 03, 2009

"Chinese Company Said to Be Buyer of Hummer"

Pimp up my business!

"Chinese Company Said to Be Buyer of Hummer"

四川騰中重工なに考えてんだ?

Friday, May 29, 2009

「♪ともだちひゃくにんでっきるっかな〜」 - Social Network and Chinese History

BusinessWeek誌は、The Economist紙に比べると、ちょっとセンセーショナルで、提灯記事も多いような気がするので、かなり斜に構えて読んでいるのですが、今週号のソーシャル・ネットワークに関する記事はおもしろかった(コチラ)。

Facebookが1メンバーあたり一ヶ月10¢ほどの広告収入しかないという話には、あらためて愕然。

だからこそメンバー間のネットワークをより有機的に利用した広告戦略を、学問仕立てで裏付けて、収益性の向上を図ろうというわけなのだろうが...なかなか難しそうだ。

そんなことを考えながら今朝シャワーを浴びていたときに、ふと気がついたのだが、こうしたオンラインのソーシャル・ネットワークって、中国の歴史書の紀伝体の筆法に似ている。

人それぞれに物語があり、本人以外の人物は、そうした一個人の物語に出たり入ったりしている。

高島俊男さんの「三国志 - きらめく群像」という本によると、紀伝体によって陳寿(233〜297)が書いた「三国志」で、他人の伝に登場する回数が多い人物のトップ10は次の通りらしい。

1. 曹操
2. 孫権
3. 曹丕
4. 劉備
5. 袁紹
6. 曹叡
7. 諸葛亮
8. 司馬懿
9. 劉表
10.関羽

要するにこれらの人物が後漢末期から三国時代の主要人物であったわけで、当時一番「マイミク」が多かった人たちということだろう。だから、広告を出すのであれば曹操さんのページ(宮廷)が一番価値があるのだが、曹操さんちはいろいろと広告が多すぎる(多士済々)...じゃぁちょっとマイナーなところで劉備さんちに出た方がコスト・パフォーマンスがいいんじゃないか...なんか四川地区に強いし...「三国志演義」なんてアプリが流行っていてヒット数多そう...なんてところだろうか。

まぁ歴史書の場合は過去から振り返る視点なので、正解がすでに見えていますが、現時点におけるリアルタイムでのネットワーク習性を把握するのは難しいでしょうね。

どんなセオリーが出てくるのか分からないけれど、どうしても「仮説」の域をでないでしょう。もっとも長年にわたってテレビ広告の料金基準だった「視聴率」なんていうのも、その正当性は甚だ怪しいものだったんではないかと思う。

そう考えてくると、重要なのは「正解」のセオリーを求めることではなく、「視聴率」におけるニールセンのように、業界スタンダードの権威を確立してしまうことじゃないだろうか。

...とすると...またしてもグーグルの独壇場?

ヤレヤレ...。

Wednesday, May 27, 2009

A Cultural Observation - Why Asian Girls Are Such Teasers

Because they associate "youth" with sexual innocence. On the other hand, the modern western culture associates "youth" with being sexually active.

I know, I know... a useless cultural generalisation and observation... it's just my brain farting.

I use "Asian" here to cover, roughly, the Japanese, Korean and Chinese, by the way.

Friday, May 22, 2009

鉄の女 - Iron Lady

まじめな論壇ブログにちょっとやわらかめの話を書いてきました(コチラ)。

私のイギリス生活は1989年から2000年なので、ちょうどサッチャー政権の末期から、メージャー首相を挟んで、1997年の総選挙で労働党が大勝しブレア政権がスタートした時期に当たります。

そして、私が大学や職場やラグビーで知り合ったイギリスの同時代人たちは、以下のビデオの中で政治ジャーナリストのアンドリュー・マーが言うように「サッチャーの子供たち」でした。


「その人物を偉大ならしめるものが、その人物の命取りとなる。」

シェークスピア悲劇の公式ですね。

私も、この「サッチャー首相の政治的暗殺」をリアル・タイムで経験したのが我が人生の忘れ得ぬエピソードです。











Thursday, May 21, 2009

"And I'm freeeee.... Free Fallin'!"

旧石器時代のポルノ - "Don't you wish your girlfriend was a freak like me..."

マンモスの象牙から作られた、35,000年前のフィギュア。ドイツで発見されたらしい。今週のエコノミスト紙に載っていた(コチラ)。

なんというか、その局部の描写に鬼気迫るモノがありますな。

Monday, May 18, 2009

... and Finally, The Face Down

He sure knows how to speak, but also "what" to speak.

...and here's one for all the Fighting Irish fans out there (and the amazing display of oratory by yet another US president).

... and that Notre Dame Victory March inevitably leads me to think of another movie...

Yap, Mr. President. Get back to the cockpit. You have a plane to land.

Friday, May 15, 2009

Wednesday, May 13, 2009

Is it OK if they are little brown people, instead of little yellow people?


I suppose there is more moral stigma attached to it when you are attacking the poor people's way of life, rather than that of prosperous industrial society.

Cool Cat

How cool can this guy get?


Monday, May 11, 2009

やっぱりニュージーランドのラグビー狂はちがう - Sweet as Bro, Tough as Bull's Hide

土曜日、ひさしぶりにクラブへ行き、クラブの選抜チームと、香港ツアーでやって来たロイズ保険市場のチームとの試合を見る。

シーズン終了後、久しぶりにクラブの面々と顔を合わせた。50を超えてなおさかん、未だに現役でフルバックをこなしているニュージーランド人のおじさんに挨拶すると。

「ブロ(ブラザーの略)、てめぇなんで試合に出てねぇんだ。」

「いや、選ばれなかったから...」

「バカヤロ。テメェから手を挙げろ!」

ス、スイマセン...。

気合いですね。

オマケ。最近発見したニュージーランドのラグビー狂による、ラグビー観戦の十戒。

Thursday, May 07, 2009

だれかオヤジ・ラガーのボヤキを聞いておくれ - Twilight Days of an Aged Rugger Bugger

しばらくご無沙汰していましたが、久しぶりにラグビー・ネタでも。

2008〜2009年シーズンもなんとか無事終了。不惑の一歩手前、あごひげに白いものが混じってきた今でも五体満足に身体を動かせている。なんか、いやでも人並み以上の身体に産んでくれた両親に感謝せざるを得ない。

怪我をするたびに、

「もうダメ...」

と思うのですが、その都度けなげに回復し、リハビリ努力に応えてくれる身体のあちこちををさすってみるたびに、

「ありがとう...また、がんばります...」

と(その時だけは)謙虚な気持ちになります。

しかし、やはり「寄る年波」というものを感じるのは「膝」。まぁ、このクソ重い私の上半身(要するにデブということです)を支えて40年近くがんばってきたのですから、ガタきていて当然かもしれません。今年は右、去年は左と、シーズン最後の方で、それぞれ全治1か月ぐらいの側靭帯のねん挫をやらかしています。

今シーズン途中、いい加減スピードがのらない自分の走りに嫌けがきたので、瞬発力トレーニングをしようと思い、25キロのサンドバッグを担いでステップ台への飛び乗り降りの反復運動をやってみたのですが、筋肉痛よりも先に、膝の方が「アホ!このデブ、なに考えとんねん!」と悲鳴を上げました。身体中にコラーゲンが有り余っているのに、なぜ膝間接の方に行きわたってくれないのでしょうか。

膝が怪我しやすいとわかっているので、膝を鍛えようとするのですが、鍛えること自体が膝の負担になっている...なんとなくプロ野球の清原選手の引退前の気持ちがわかってきました。

とはいえ、今シーズンはシーズン・インの前からかなり意識して筋力、心肺能力ともに鍛えたので、かなり自分で納得のいく活躍ができました。クラブのチームでは2・3・4本目にコンスタントに出場。トライは2個。2本目のコーチから、「もっと積極的にレギュラー争いに絡むように」なんて、うれしいお言葉をいただきましたが、20代のライバルたちを相手に毎週練習で壊し合うのもゾッとしないので、「でも、わたし今年で39ですぜ...」と告げたところ、沈黙されてしまいました。

さて、来年ですが...まったく...どーしよーかなー...。お気に入りだったミズノの白スパイクも限界がきているので、もし続けるのであればおニューを買わなければならない。とにかくこのオフシーズン、下半身とコアの筋肉だけは鍛えておこうと、せっせと「全然瘦せない」ジム通いを続けております。

オマケ。以前のエントリー(コチラ)でふれた試合直前のキャプテン・スピーチの究極。1997年、ブリティッシュ・ライオンズ南ア遠征のときのフォワード・コーチ、ジム・テルファー先生。


試合前、これを観るたびに武者ぶるいしてます。

リピートですが、日本人にはこれがあります。

緒形拳さん...合掌。

グルジア再び(NATOの軍事演習とロシアの外交官追放...クーデター?) - Georgia getting Smelly



BBCのレポートはコチラ

オバマ政権も当面はサーカシヴィリ支持の方向なのかな。

なんか軍の一部が演習直前にクーデター蜂起失敗という話も...?!

Wednesday, May 06, 2009

Wings of Defeat - アメリカPBS放送から



もし自分がその立場にあったなら...と考えずにはいられません。そして、いまでは、もし自分の息子がその立場におかれたら、と考えてしまいます。

Tuesday, May 05, 2009

ケイマンに照準を合わせろ! - アルジャジーラ放送英語版のビデオから

おぉ...トニー・トラヴァースだ...。

Monday, May 04, 2009

シネマ・パラディソ - My Very Personal List of Favourite Films

池田さんのリストに啓発されて、私もやってみる。しかしこっちは「ベスト」ということではなく、客観性を全く排し、あくまで主観的に「その映画により、いかに私が衝撃を受けたか」ということを基準に選んでみた。従って順不同という事で。

アラビアのロレンス
ピーター・オトゥール曰く「私は彼の『若さ』を演じたかった。大国の意図や老獪な政治家たちの陰謀をその一身にうけて、それを手玉にとれると信じた一青年の『若さ』を。」


ルードヴィヒ - 神々の黄昏
当時小学生だった私を連れてこの映画を観に行った私の両親は、ゼッタイに映画の内容を前もって理解していなかったと思う。爛熟した19世紀ヨーロッパ文化とワーグナーの世界。ヴィスコンティ監督の趣味丸出しのホモエロティックな幻想。未だに私が、個人的には全然そのケがないくせに、カルチャーとしての同性愛に興味津々なのは、第二次性徴期以前に、この映画でヘルムート君に出会ってしまったことが原因でしょう。


ラスト・エンペラー


Chaplin
映画自体は散文的な出来だが、主役を演じるロバート・ダウニー・ジュニアの才気煥発ぶりが圧巻。


第三の男
私の頭の中では、「良く出来た映画」のゴールド・スタンダード。キャロル・リード監督。ウェルズとコットン、そしてヴァリ。グラハム・グリーンの脚本。カラスのツィター。そして「あの」ペーソスにあふれたラスト・シーン。


覇王別姫
上記「ルードヴィヒ」を参照されたし。レスリー...なんで死んじゃったんだ...。


ゴッドファーザー パート2
私にとっては、パート1より2の方が評価高いです。やっぱりデニーロが出ているからかな。フレードが肺炎にかかり、治療を受けている姿をドアの影から覗いているデニーロのシーンを見るたびに、私は袖を絞るハメになります。


When Harry Met Sally
邦題は知らん。とにかく気が利いたラブコメ。好きです。この頃のメグ・ライアンは可愛かったな〜。(一体ゼンタイ最近の彼女はどうしちゃったんだ?)プリンセス・レイアもそれなりにいい味出しています。脚本のノラ・エフロン、技ありの一本。


The Shawshank Redemption
Get busy dyin'... get busy livin'...


Bull Durham
ティム・ロビンズつながりで...よきアメリカ...そしてスポーツ...野球...ようするにアメリカの「あぶさん」ですよ。


重慶森林 - Chungking Express
この映画を見れば、あなたも香港に行きたくなります。


ナイル殺人事件
ポワロ役のユスティノフと、レイス大佐のデヴィッド・ニーヴンとのかけ合いが絶妙。とはいえミア・ファーロウが全然美人にみえない私には、未だに犯人の動機が全く納得いきません。


シラノ・ド・ベルジュラック
ドパルデュー、一世一代の当たり役。いまじゃオベリックスだもんな...。


さよなら子供たち
ルイ・マル監督の自伝的作品。ラスト・シーンの後、呆然としてしまい、その後静かに涙が流れてきます。



容赦ないストーリー。容赦ない映像美。


スパルタカス
「私がスパルタカスだ!」
「私はカキもカタツムリも食べるのだよ」...上記「ルードヴィヒ」を参照してください。


クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲
三丁目のなんちゃらでノスタルジアにひたるのもいいですが、私は野原しんのすけ君の方を信じます。


独裁者
「Hannah, can you hear me?  Wherever you are, look up Hannah!」
Hannahとはチャップリンのお母さんの名前だったのです。


カサブランカ
「We always have Paris...」
一生に一度でいいからこんな風にかっこ良く、とびきりの美女をふってみたい...が、まぁ無理でしょうな。


Bronco Billy
映画的にはあまり特筆すべきものはないのだが、なぜか私の父方の祖父がこの映画を観に、まだ小学生だった私の手を引いて、浅草の映画館に連れて行ってくれたことを、今でも鮮明に覚えている。おじいちゃん...クリント・イーストウッドの隠れファンだったのか?それともあの日、浅草に行かなきゃいけない「オトナの事情」があったのか?おじいちゃんと一緒に映画館にいったのなんて、後にも先にもこれっきり。


ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
壮絶な青春映画。デニーロとウッズの演技バトルも見物だが、やはりモリコーネの優しいメロディーが心に沁みる。最後に出てくる清掃車の後ろ姿が...アメリカだ。


サウンド・オブ・ミュージック
私の頭のなかではこれが初めて記憶に残っている映画です。


キリがないのでここら辺で辞めます。

Sunday, May 03, 2009

Friday, May 01, 2009

あ、髪型変わってる... - ニュースネタ

あたりまえか...

「岩崎宏美さん 俳優の今拓哉さんと結婚」

Friday, April 24, 2009

それは「二日酔い」というのですよ... - ニュースネタ

「草なぎ容疑者、体調不良で病院に搬送 現在は回復」

日本のメディアはヒマだなぁ...。

アブドゥル・ジャバー・サビット - Abdul Jabar Sabit

アフガニスタンの次期大統領?

メモっとこう。

Thursday, April 23, 2009

女王様、再び... - Queen Rania

以前もご紹介したヨルダンのラニア女王。オバマ大統領に会いにいったご主人のアブドゥラ国王についていった先でCNNのインタビューに答えています。(ご主人はインタビューに呼ばれなかったの?なんか露骨だな。もっともヒゲ面の王様と、ヒゲ面のブリッッツァーが同じ画面に出てきたら、かなり暑苦しそう...ってオレが言う事じゃないが。)


これまた以前ご紹介のシリアの大統領夫人アスマ(ウスマ?)さんもそうだが、この方々、美人なのはもちろん見た通りなのだが、本当にしっかりとした言葉で自分の意見を主張される。(アラブ社会における女性差別に関する質問を最初全く無視するあたり...「プロ」ですな。)もちろんしかるべきトレーニングを受けているのだろうが、やはりしっかりした信念と現状にたいする緊張感に裏打ちされているからなんだろう。

それに比して、「あの時」のこの人はいったいどうしちゃったのだろう。

次のアメリカ駐ヴァチカン市国大使候補...。もっとも妊娠女性の「選ぶ権利」を擁護する彼女にカソリック教会が難色を示しているとか。

まぁ、キャロラインさんもこちらのご仁に比べれば、よっぽど...。

がんばれハミッド!ようするに「気合い」の問題なのだよ、「気合い」の。

Tuesday, April 21, 2009

オバマのCIAスピーチ - Obama's Speech at Langley

"... because we are on the better side of history..."

Geez... this guy sure knows how to speak and is capable of sending good men and women to the field of battle. The echoes of Lincoln...

フル・ヴァージョンはこちら。

ヴェネズエラのシモン・ボリバル青年オーケストラ - Simon Bolivar Youth Orchestra from Venezuela

ノリノリです。

「ボリバー」とかいうと、葉巻を連想してしまう。

Monday, April 20, 2009

Wiiiiiiiiiiii! もうすぐうちにもやってきます

ホルブルック特別代表(と呼ぶらしい)によるタリバン解説 - Holbrooke on Taliban

東京にいるのか。


中継の音声、悪過ぎ。

ホルブルックさんが重複しますが、カルザイさんのインタビューも下にのっけときます。
なんかカルザイさん...「法律の中身をみないで承認しちゃった...」って...マズいんじゃないですか。下手にしゃべれるものだから、ますます「中古車セールス・マン」的いかがわしさが増しています。

Saturday, April 18, 2009

北朝鮮問題 - 米CBS放送から

北朝鮮の核を、極東アジアの地域安全保障問題と捉えている日本と、広義のテロ問題としての「核の拡散」問題として捉えているアメリカ。

アメリカとしては極東アジアの地域安全保障問題なんて、それこそ「有事」にならないかぎり、政治的にはソマリア沖の海賊に捕まっちゃったアメリカ人貨物船船長の二の次、三の次の重要度でしょう。「アラスカが危ない!」なんて煽ってみたところで、実際にロケットは太平洋でポシャっちゃったわけだから、アメリカ人にしてみれば「な〜んだ」。

日本としてこの問題の解決には、アメリカはアテにならない。地域安全保障問題として、韓国、ロシアと共に中国を通して北に圧力をかけていくしかないのだろう。

タイ

The Economist誌の新しいアジア向けコラム、「バンヤン」を読んで、なんとなく自分なりに分かりかけてきたタイ問題。

ついに銃弾が飛び交い始めました。





BBCによる首相インタビュー・ビデオはコチラ。アピシット首相はイートン、オックスフォードという、なんだか1970年代のイギリス保守党政治家みたいな学歴。

海外メディア向けにPRしている場合じゃないような気がするのですが。

ダニエル・バレンボイム - アルジャジーラ英語版から

CNN中国語版

どうもロンドンで作成されているようですね。

オンライン・オンリーみたいなので、今後これもYouTubeのように中国国内からアクセス不可なんてことになるのか知らん。

政府の視点から見れば、認可ビジネスな従来のテレビ放送とちがって、インターネットは扱いづらい。中国検閲当局も、また一つ頭痛のタネが増えたかな。

Friday, April 17, 2009

Thursday, April 16, 2009

ケニアの携帯電話銀行

これって融資もできるんだろうか?できるようにすれば、なんかユヌスさん以来はやりのマイクロ・ファイナンスに効果テキメンのような気がするんですけど...。


と、おもっていたら、フィリピンでもうやっている人たちがいる。

Tuesday, April 14, 2009

言葉、意見、発言

「言葉は重要です。」
「なぜ?」
「もし陛下が心に思っていることを言えないのであれば、陛下はいつも心に思っていないことを口にすることになります。ジェントルマンの発言は常に誠意に裏付けされているべきです。」

Johnston: Words are important.
Pu Yi: Why are words important?
Johnston: If you cannot say what you mean, your majesty, you will never mean what you say and a gentleman should always mean what he says.

The Last Emperor (1987)

Monday, April 13, 2009

エジプトとヒズボラの関係悪化 - アルジャジーラ英語版のビデオから

ウ〜ム...以前のエントリーでも触れたが、こりゃジョージ・ミッチェル中東特命大使を中心としたチーム・クリントンのなが〜い影を感じるニュースです。




要するにエジプト経由によるガザの反イスラエル勢力への支援ルートをカットしてきた。パレスティナ問題における、シーア派(イラン系)過激派の存在を希薄化させる狙いだろう。

エジプト側としては(これはあくまでも私の個人的な見方だが)、パパ・ムバラクからセガレ・ムバラクへの「王位継承」をアメリカが支持するという約束を取り付けたんじゃないかな。

以下は最近唐突にアメリカ・メディアでの露出が妙だった、セガレ・ムバラク@CNN。


オマケでママ・ムバラク。

Thursday, April 09, 2009

温泉三昧

桜を観に日本へ行こう!

...という次第で、景気づけに家族で日本へ。

なぜか、おじいちゃんとメチャクチャ意気投合しているセガレをこれ幸いと両親に預け...












青山墓地の桜に別れを告げ...(なんとなく森山直太朗くん)












妻と二人で、まずは那須の山水閣へ。












朝食に出てきた、那須高原のおいしい牛乳。












山水閣さんは、「一の宿倶楽部」というハイクォリティな温泉宿のネットワークに、設立メンバーとして入っていて、料理も一品づつに気合いが入っていて全てが美味しい。隙のないおもてなし。接客係に若い人が多かったのも好印象。

桜にはまだまだ早い那須高原でしたが、気持ちいい、初春の陽気の中、二期倶楽部をひやかしに行き...












(う〜ん...デザインされた風景の中で、我と我が身のみがブカッコウ...)

地元に暮らすカップルが経営するおそば屋さんで、手打ちの蕎麦と山菜の天ぷらを食べる。












腹ごしらえした後、関東平野の北辺を西へ。赤城、榛名と山をぬい、三国峠の軒下のような奥地にある法師温泉へ。








明治の建築という大浴場。












かつての国鉄の「フルムーン」キャンペーンで有名になったところです。

もっとも往年の「スタア」、今は亡き上原謙さんと高峰三枝子さんのご両人が入るとこんなに絵になるセッティングも...








私が入ると...












「お〜い!番頭さん!タヌキだ、タヌキ!タヌキが風呂に入ってるよう!」

囲炉裏端でいただいたお茶も美味しゅうございました。












まだ雪が残る渓谷の瀧を眺めつつ...












雪解けを待って、越後からこんな峠を越えて関東まで馳せかけた不識庵公に思いを巡らす...ご苦労なこってしたな...景虎クン。

かつての養蚕家の家屋を保存した、冨澤家住宅などを見ているうちに...








残念ながら雨模様となった吾妻渓谷を登り、鳥居峠を越えて信州に進出。

菅平高原入口近くの「茶飯事」で、妻は鴨南蛮、私はざる。












妻は鴨南蛮のほかに、陶芸もやるという茶飯事のオヤジさんオリジナルの焼き物をたんと買ってご満悦。

夜は山田温泉、山田館に投宿。

露天風呂に迫る残雪の山肌...












う〜ん...桜を観に来たんじゃなかったけ?

翌日はふもとの小布施で北斎をみたり、北斎のパトロンだった高井鴻山さんの記念館で一弦琴に挑戦してみたり...













その後は小布施堂のホッペタが落ちそうな栗菓子を食べたり、セーラ・カミングスさんで有名になった桝一のお酒を買いに行ったり。












昼飯は枡一に併設された料理屋「蔵部」で。













小布施を後にして帰路につきましたが、途中、我が一族発祥の地(らしい)上田市殿城の矢沢を訪問。









木の芽もふくらみ始めた矢沢城址は「つわものどもが夢のあと」。












その後、軽井沢にも立ち寄り、帰京。折しも靖国神社の桜は満開でした。












オマケ...「二人で88歳以上」って...結構若くないか?私たち夫婦もあと5年以内で有資格者なんですけど?

乱 ー ニューヨーク・タイムズ紙のビデオから

名作だよな...


あまり落ち込んでいるときに観ることはおススメしませんが...。

なお最後の映像に出てくる盲目の「鶴丸」クンが若かりし頃の野村萬斎君だということは、皆さん御存知。

スラムドッグ・ミリオネア

今年のアカデミー賞映画、「スラムドッグ・ミリオネア」を日本行きの飛行機の中で観て(おかげで機内食を食べる気をなくしたが)、激しく感動。今日はあまり乗り気でない妻を説き伏せて、二人そろって香港の映画館で再鑑賞。妻も納得の名作。

下はCNNが映画の元になった小説、「Q&A」の作者、実はインドの外交官ヴィカス・スワルップさんのインタビュー。


「知識は高等教育を受けたエリートたちだけの特権ではない。」

う〜む...なるほど。

Wednesday, April 08, 2009

ニューヨークの着付け教室ーニューヨーク・タイムズ紙のビデオから

がんばれ、ティモシー君!

イヨッ!男前!

Tuesday, March 31, 2009

"The Best of Them Won't Come for Money... They Will Come for Me!" − 直接関係ないが「アラビアのロレンス」のセリフから

「アラビアのロレンス」や「ドクター・ジバゴ」の音楽を作曲したモーリス・ジャールさんが亡くなった。


ご本人の顔なぞ今日ニュースを見るまで知らなかったが、その音楽はなぜか子供の頃の記憶とともにある。なぜか泣けてくる。

「アラビアのロレンス」の導入部。最初の4分間は画像無し。オーケストラのみの「序曲」です。


この映画のスピルバーグ・ルーカス・コッポラによる復刻版をロンドンの映画館のフル・スクリーンで見たときは、圧倒されてしまい、たて続けに3回くらい見てしまった。

「ドクトル・ジバゴ」...ララのテーマ。


Merci, maestro!

またチョット固めの話を...

コチラでしております。御用とお急ぎでない方は、どうぞ。

Saturday, March 28, 2009

セガレのスタジアム・デビュー

今年の香港セブンズ(7人制ラグビー大会)の前座試合として行われたミニ・ラグビーのゲームでセガレ、香港スタジアム・デビュー。










当日はあいにくの雨。









ちょっとピンぼけ。









グッタリあんどグッショリ。








コーチとパチリ。オイ...オレのギネスを飲むなよ。








この後、徒歩15分の場所にあるクラブ・ハウスに戻り、海南チキン・ライスをガッツリ食べてご満悦のセガレでした。

明日、大会最終日の日曜日は、お昼休みのパレードに参加。今度はもっとカメラが巧いお母さんが一緒ですから、もっとステキな写真が撮れるでしょう(と、言っておいてプレッシャーをかけておこう)。でも雷雨の予報なんだよな...。

Thursday, March 26, 2009

オバマ大統領記者会見の舞台裏 ー ニューヨーク・タイムズ紙のビデオから

日本の記者クラブさんや、ぶらさがり取材の記者さんも、(そして何から何までオゼン立てするのがルーティンになっちゃった官僚さんたちも、)早くこんなふうに正々堂々と舞台裏を公開できるようになれるといいですね。

ジェイソン・ボーン イズ フランソワ・ピーナー

ちょっとフクザツなきもち...というか、はっきり言って不安なのですが...。

1995年のラグビー・ワールド・カップ。今とは伝説なった決勝。

下馬評通り勝ち上がってきた無敵ニュージーランド「オール・ブラックス」の相手は開催国、南アフリカ。

アパルトヘイトの終焉から1年。まだ社会不安が蔓延していた南アで、「白人のゲーム」とみなされていたラグビーの世界大会が開催された。

しかしマンデラ大統領は、率先して南ア代表チーム、「スプリング・ボックス」を応援し、アパルトヘイト後の統一国家、南アフリカを具現化すべく、当時南ア・キャプテンだったフランソワ・ピーナーと同じ背番号「6」のユニフォームを着て、チームを激励。

そしてチームは延長の末、接戦を制し、優勝。同じユニフォームを着たマンデラ大統領が優勝カップをピーナー・キャプテンに授けた。

この実話がクリント・イーストウッド監督のメガホンで映画化されるらしい。マンデラ役はモーガン・フリーマン。そして、フランソワ・ピーナーは...マット・デイモン...。

大丈夫かいな...。

この試合、当時イギリスにいた私もリアルタイムで見ていましたが、一緒に見ていた南ア出身のあんちゃん、ねぇちゃんたちは、試合前から涙目。スタジアム上空のスレスレを南ア航空のジャンボがフライ・パストしたあたりから泣き出して、ユニフォーム姿のマンデラが登場したときにはもう滂沱のごとく涙が流れ、そのまま泣きっぱなしで試合を延長の最後まで見て、優勝の瞬間にはピッチの選手同様グループ・ハグ。

なんか貴重な歴史の瞬間を目撃させていただきました。

そういえばオバマの大統領選挙勝利の瞬間に似ていたかもしれない。



2007年、ワールドカップの時のマンデラから南ア・チームへの激励メッセージ。この時も南アはイングランドを破って優勝した。


コチラが原作。

Wednesday, March 25, 2009

とある日...夫婦の会話 そのニ

妻:「ねぇ...もしあなたが死んでも...」

私:「な、な、なんだ、なんだ、突然。」

妻:「もし、あなたが死んでも、お葬式しなくてもいいでしょ?」

私:「へ?なんでまた?」

妻:「面倒くさいしさ...それともあなたはやっぱりご実家のお墓に入りたい?」

私:「...あのさぁ...」

妻:「私が死んでもお葬式いらないからね。私、白洲次郎さんみたいに『葬式無用。戒名不用。』でいきたいの。」

私:「...あのね...お葬式っていうのは、死んだ人の為にやるんじゃなくて、残された人たちの為にやるもんだからね。」

妻:「...どういう意味よ。」

私:「だからさ、もしオレが死んで、きみが葬式を出さなかったら、周りの人たちが『あの人は死んだご主人のお葬式もしない...ご主人も浮かばれないわね。』なんて口さがないことをいうだろ。そんなのいやだから、まぁ、とりあえずはお葬式だけは済ませとこう...てことになるわけ。君が死んだ場合でも同じ。『あそこのご主人...お葬式もしないなんて...やっぱり覆面夫婦だったのね...』なんて言われたくないから、いちおう『偲ぶ会』でもしようか...なんてね。死んだ人が生前なにを言っていたとしても、死んじゃった人への義理立てよりも、生きている人の都合やメンツが優先するわけ...。それこそ、本妻と妾のどっちが墓守りするかでもめるのなんて、いい例だよ。」

妻:「...私はお妾さんに任せるからね。」

私:「(ヤレヤレ...)」

日清無敵伝説

以食為天...安藤百福さん...やはり、あなたは偉大だった...。