Tuesday, March 24, 2009

とある日...夫婦の会話

私:「おっ...紀香が離婚したってさ...」

妻:「へ〜...やっぱり『笑いさえあれば』なんて言ってみてもね〜...」

(教訓その一:女性はえてして同性に対してより批判的である。)

私:「いやいや...どうやら陣内クンのほうの浮気が直接の原因らしい...」

妻:「え〜っ!紀香と結婚していて浮気するか〜っ?」

(教訓そのニ:『質より量』という論法は女性にとって理解不可能であるだけでなく、異端の説である。) 

私:「まぁ、紀香のご主人だからってことで言い寄ってくる女もいたんじゃないの。コナかけてみて、引っかからなくてダメモト。ひっかかってきたらハクがつく。『紀香より私...』みたいな感じで...。」

妻:「そんなキモチワルイ女いるの?」

(教訓その三:女性は常に潔癖性であり、独善的モラリストである。)

私:「まぁね...。」

妻:「フ〜ン...」

私:「...」

妻:「...ねぇ...あなたも経験有るの?」

私:「...もう...毎日が誘惑との戦いです...あなたと結婚しているおかげで。」

妻:「...アホ...」

Saturday, March 21, 2009

ジリアン・マーフィー

(姫川亜弓になったつもりで)「この子...」

Friday, March 20, 2009

セガレの名(迷?)セリフ

来月から2年生になるセガレであるが、この1年生の1年間、予想にたがわず様々なことを「しでかして」くれた。おかげで何回も学校詣でして、担任の先生や教頭先生とお話ししてきたのだが、春休み直前にお会いした英会話の先生のお話には、いいかげんにたいていのことでは驚かなくなっていた私もさすがに開いた口がふさがらなかった。

曰く、「英会話の授業は別教室でやっているんですが、お子さんはいつも自分で筆箱をもってこないんです。いつも同じクラスの女の子が彼の筆箱持ってきてくれていたんですよ。」

...おまえ...ナニサマのつもり...?

妻がセガレに、

「あなた、そんなことじゃ将来ヒモになっちゃうよ!」

と、しかったら、

「You mean I will be a rope?」

(以前の名セリフはコチラ

最優秀空港賞

香港国際空港が7年連続で「世界で最も優れた空港」の栄冠。(アワードのサイトはコチラ

航空業界のコンサル会社Skytrax社が行った850万人の利用者アンケートの結果、香港がまたしても受賞。


住民としても鼻が高い!

ちなみに上位5位はアジア勢がほとんど独占している。1位の香港の後は、2位に香港のライバル、シンガポール・チャンギ空港。3位はソウル・インチョン空港。4位がマレーシア・クアラルンプール空港。5位にやっとヨーロッパ勢で、ミュンヘン空港が入賞している。

気になる日本勢は...6位に関西空港!あれで市街区までの交通の便がもっと良くなれば、もっと上位に食い込めると思うんだが。

ちなみにカテゴリー別では、関空が「ターミナルの清潔感」で2位に、羽田が「トイレの清潔感」で2位に入っている。

従業員の皆さんの努力で補えるところは、しっかりやっている...涙ぐましい「働く日本人」の努力。しかし所詮、政治家と官僚の弊害による戦略的ミスは致命的だということだ。

なんだか構図が太平洋戦争を彷彿とさせる。

Sunday, March 15, 2009

ニッポン金融マンたちの「坂の上の雲」

かなり固めの話を参加させていただいている「論壇ブログ」にのっけました。(コチラ

御用とお急ぎでない方は、ぜひご一読いただき、ご感想などいただければ幸甚です。

Thursday, March 12, 2009

「家なき子」はなぜ旅を続けなければいけなかったのか

先週、セガレの就寝前の「読み聞かせ」にセガレが学校の図書室で借りてきた「家なき子」の絵本を読まされたのだが、その巻末にあったオトナ向けの解説を読んで、長年の謎が氷解。

「家なき子」。原題は「Sans Famille」。直訳すれば「家族なし」...か。「家なき子」は、なかなか名訳ではなかろうか。

なぜ「家なき子」の主人公、レミは旅を続けなければならなかったのか。タネを明かせば「な〜んだ」なことなのですが、絵本の解説で分かったのは原作者のエクトール・アンリ・マロさんは小説家であるとともに旅行記作家でもあったのでした。

「家なき子」が発表されたのは1878年。(この年の5月には東京証券取引所が開設された。)このタイミングは、おりしも産業革命の成熟と、植民地帝国主義の興隆により、第一次グローバリゼーションが出現した時期にあたる。文学もこの時代の息吹を反映しており、ヴェルヌが「80日間世界一周」を発表したのは、この5年前の1873年。つまりこの時代の読者は「80日間」のフィリアス・フォッグや、「家なき子」のレミの視点を通じて、まだ見ぬ世界の物見遊山を楽しんでいたわけだ。一般庶民としては「80日間」の世界一周にはちょっと手が届かないが、レミのフランス国内一周旅行(ついでにロンドンとイングランド南部、そしてスイスのセレブな避暑地)ぐらいなら、ベル・エポック期のブルジョワ層には十分射程範囲内。「家なき子」はそんな人たちのための「兼高かおる世界の旅」(オレも古いなぁ...)だったわけだ。

19世紀のヨーロッパ文学にはこうした教科書では教えてくれない「時代の事情」があって現代の読者を惑わせる。「家なき子」のような「古典小説、兼『るるぶ』」にはメルヴィルの「白鯨」がある。デュマの「三銃士」や「モンテ・クリスト伯」のそれぞれの章がいつも「かくして風前の灯の主人公の命運は、いかに...」と中途半端に終わるのは新聞連載だったからだ。ディッケンズの小説の文体が回りくどく饒舌なのは、原稿料をワード数で支払ってもらっていたからだ。「二都物語」の出だし、

「それはすべての時世の中で最もよい時世でもあれば、すべての時世の中で最も悪い時世でもあった。叡智の時代でもあれば、痴愚の時代でもあった...」

これは別に「ヴィクトリア朝時代の英文学の精華」でもなんでもなく、ただ単に売れっ子作家のディッケンズさんが、連載第一回分の原稿料を、肝心のストーリーとあまり関係ない時代背景のタワゴトの羅列でまんまともっていってしまったのだ。

おなじくワード数で原稿料を支払われていたアメリカの売れっ子作家、マーク・トゥエインは、1単語あたり1ドルの原稿料をもらっていたらしい。当時の1ドルですから、なかなかのお値段です。これを聞いたイタズラ者が、1ドル紙幣を封筒に入れたのをマーク・トゥエインさんに送ったところ、マーク・トウェインさんからお返事が来た。お返事にはただ一言、

「Thanks」

だった、という笑い話。

まぁ本を読むときには、「古典」というお題目にだまされちゃいけないよ、というのが教訓ですね。

Monday, March 09, 2009

ボビー・ヴァレンタイン監督の社会奉仕活動 ー ニューヨーク・タイムズ紙のビデオから

ボビー...立派な人です。


日本のプロ選手たちも、以前のように斜陽のテレビ業界にいかにぶる下がってその分け前にあずかるかというようなことではなく、どんどん社会に直接還元していくような引退後の人生を考え始めているんでしょうね。

高野連もそこらへんのところを大きな視野で考え直すべきでしょう。

Thursday, March 05, 2009

「CDSを規制せよ!」

アメリカの金融市場ウォッチャー・ブロガーでは有名どころ(なのかな)の、The Market Tickerさんが、店頭CDS取引の事実上の撤廃を提言している。

詳細はコチラをどうぞ。

これはなかなか説得力のある提案だと思う。個人的には名案だとさえ思う。これが実行に移された場合、一番打撃を受けるのは、まだなんとか生き残っているヘッジ・ファンド勢だと思うが、彼らの政策決定に対する影響力はもうゼロだし、自分たちの税金が湯水のごとくザルのようなコワレタ金融機関に注ぎ込まれるの呆然と観るしかないアメリカの一般有権者たちにはヘッジ・ファンドへの憎悪こそあっても同情なぞこれっぽっちも残っていない。

現在の株式市場市場への下降圧力が除かれ、市場が安定すれば、アメリカ政府の金融救済政策にとっても「手の付けどころ」が明確化されてきて一息つけるだろう。

The Market Ticker氏ことKarl Dennigerさんは、かなり「反オバマ」を明言しているが、オバマ大統領...このアイディアを拝借しないテはありませんぜ。

コン・イチカワ

今年のアカデミー賞。恒例の「In Memoriam」追悼セクションで流された故市川崑監督の映像。


1'05のところですが...これって佐藤浩市くんのパパじゃないか、とおもっているの私だけ?

Wednesday, March 04, 2009

こんな本読んでいます — Niall Ferguson "The Ascent of Money"


この本の著者のファーガソンさんが、最近定期的にチェックし始めた「本石町日記」さんの昨日のエントリーに取り上げられていたのでちょっとビックリしましたが、これは面白い本です。

現在我々がそれほど深く考えずに当然として受け入れている金融世界のもろもろのことが、どのような歴史的変遷を経て今の状態になったのかを、わかりやすく教えてくれます。

下手な例えですが、いきなりトリセツを渡されるより、商品開発に関わるお話を聞いた方が分かりやすい、私のような人間にはピッタリな本です。まぁ私は、日本の六法全書は全然肌に合いませんでしたが、イギリスの判例集はなんとかついていけた人間ですので。

著者のニアル(もしくはナイアル?)・ファーガソンさんはグラスゴー出身のスコットランド人。そのわりには全然しゃべる英語に訛りがないのが、???...ですが。


ほんまもんのグラスゴー出身の人の英語はこんな感じでっせ。


まぁ多分お育ちがいいんでしょう。ご本人のサイトをみると、学生時代から現在の教職に至るまで、オックスフォード、ケンブリッジ、オックスフォードと渡り歩いた後で、ニューヨーク大を経て、ハーヴァードにたどり着いています。なんかよほどお勉強が好きなお方みたいですね。

本来は歴史学者ですが、この本がタイムリーに出版されたことで、昨今の金融危機の解説にあちらこちらでメディア露出が頻繁になってきています。


前作「The War of the World」を語るファーガソンさん。

Tuesday, March 03, 2009

がんばれウェイ・フーン!

HSBCこと香港上海銀行。日本では「ホンシャン」なんて言われているようですが、それでは「あんかけ揚げ豆腐」を意味する「紅焼豆腐」の「紅焼」みたいですね。もっともこっちの発音はどちらかといえば「ホンシャオ」ですが。

中国名は「匯豐」(本当は一番目の漢字のサンズイがハコガマエの外に出る)。読み方は「ウェイ・フーン」。当地香港で時折編成されるHSBCの会社ラグビー・チームは「Wayfoong」を名乗っています。

前置きの余談が長くなりましたが...。

昨日付けで180億ドル規模の増資を行うことを発表したHSBC。同時にアメリカからのリテール業務からの撤退を表明し、アジアでのM&Aの可能性を示唆しています(ロイターの記事はコチラ)。

CNNの「ハイパー」リポーター、リチャード・クエスト君と語る、マイケル・ギーガンCEO。


HSBCのこの時期の増資は、増資したくても誰も引き受けてくれない他の銀行を尻目に観てキャッシュを確保することにより、市場での信用を裏付けすると同時に、獲得したキャッシュの返す刀で攻めに転じようという目論見でしょう。

去年のリーマン・ショック以来、波瀾万丈の金融銘柄の中でHSBC株は比較的健全と思われていましたが、今年始めゴールドマンやモルスタのアナリストたちから「資本の充足不安から『売り』」と判断されてしまい、値崩れしました。それこそ、

「テメーらに言われたかないわ!」

ですが、もうそれ以前に最高値から半値ぐらいに落ちてきています。

私も個人的にもこの年初の値崩れの時点で、恥ずかしいぐらいの少数ですが、株主になっているので...

「ガンバレ、ウェイ・フーン!」

でもギーガンさん...インタビューでおっしゃっているように、

「景気の底はまだまだだよ〜。」

なんでしょうか?

なんでしょうね...。

でも「資金需要は底堅い」という見解は心強い。

Monday, March 02, 2009

オバマ施政演説

自分のためのメモ・アップ。

Friday, February 27, 2009

もうすっかり春だね〜 ー 山菜の天ぷら

妻の友人が来港。おみやげに日本の山菜を持ってきてくださった。

さっそく天ぷらに。

いつも食卓に季節の彩りを添えてくれる妻に感謝...なんていうと、

「あなたはいつも食べることばっかり...」

といわれてしまいそうだが。

"I've been to the show and seen the strings..."

Wednesday, February 25, 2009

オバマのドア効果

前回(コチラ)ご紹介のマイケル・スティールさんに続き、これも以前ご紹介(コチラ)のボビー・ジンダル、ルイジアナ州知事。

人材豊富。

Tuesday, February 24, 2009

Wednesday, February 18, 2009

チャカ・カーン!

レイディ〜ス アンド ジェントルメェ〜ン!レジェンダリィ〜 ミスタァ ハービィー・ハンコック アンド ワン アンド オンリィ ミス チャカ カーン!

Tuesday, February 17, 2009

極東ロシアの不穏

ニューヨーク・タイムズ紙のレポート。

Monday, February 16, 2009

お父さんは泣いちゃったよ...

昨日の日曜日、セガレのミニ・ラグビーのトーナメントがありました。

9時開始に合わせて6時に寝床からはいずり出て、セガレを叩き起こし、フェリーとタクシーを乗り継いで、開始時間には早すぎる8時前後に会場入り。フェリーの時間表に左右される離島暮らしはこういうとき不便。

まだ人影まばらなピッチの片隅で、寝ぼけマナコをこすりながらセガレにスパイクを履かせていたら、セガレが突然、

「お父さん、今日はボク、がんばるよ。」

寝ぼけていて、ノー・ガードだった父は思わず涙ぐんでしまった。

しかもその後の試合でトライを決めてくれた。

最高のバースデイ・プレゼント。

たのむ、セガレよ...これ以上お父さんを「親バカ」にしないでくれ...。

パキスタン

イラクで天手古舞していたツケがこれですわ...。

Sunday, February 15, 2009

クーさん...アメリカ進出

アメリカCBSより。

かなり「財務省より」の見方ですな。日本の「失われた10年」をこれだけで説明されてしまったらタマリマセン。

Friday, February 13, 2009

ウォール・ストリート崩壊の舞台裏

アメリカの公共放送、PBSの新シリーズ。面白そうです。

日本ではNHKあたりが買い取りそうですね。

Thursday, February 12, 2009

最優秀作品賞?

そろそろアカデミー賞の季節です(本番は日本時間2月23日午前 ー 個人的にはヒュー・ジャックマンのホストに期待)。

それとは全然関係ありませんが、私がコンピューターで、

「...おぉ〜...!...映画が作れるんだ〜...!」

と気がついてから約2年ちょっとがたちました。もちろん、これは当時流行り始めたYouTubeの台頭に刺激されたわけですが(当時のブログ・エントリーはコチラ)。

初めてYouTubeにアップしたのは全然編集の手を加えていないコチラの作品。2006年10月のことでした。

2年3ヶ月の間に、このビデオは1,000回にちょっと足りないぐらいの回数をYouTubeで観られています。視聴率はざっくり平均して大体1日に1.2。アップした直後に家族と知り合いが観る程度ですので、こんなもんでしょう。

その後コンスタントにアップしてきて、現時点で10作品がYouTubeにのっかているのですが、そのなかで脅威の3,300回以上のビュー数を記録しているのが、2007年11月にアップしたコチラ。2007年の夏、ヴァーモント州のホテルに泊まりにいったときの写真のコラージュ。実はこのホテル、ミュージカル映画「サウンド・オブ・ミュージック」で有名になったフォン・トラップ一家が、オーストリアを亡命した後アメリカに移住して始めたファミリー・ホテルなのです。

なんでこのクリップだけ毎日10回近いビューがあるのだろう...と訝っていたのですが、やっと疑問氷塊。泊まったホテルのサイト(コチラ)からリンクが張られているのでした(リンク元のページはコチラ)。

利用されている写真のほとんどを撮った妻はさっそく、

「...宣伝費用払ってくれないかしら...」

う〜ん...我々の努力がどれほど売り上げに貢献しているのか、証明が難しい。

Tuesday, February 10, 2009

ポニョ ー 宮崎駿とジブリの限界

かれこれ2週間前になりますが、当地香港でも公開された「崖の上のポニョ」をセガレと一緒に観てきました。

かわいいし、テンポいいし、グラフィックももちろんいいんですが...なんか物足りなさを感じました。とくにストーリー展開。これは私だけの意見じゃないと思いますが、なんか「あれ?もう終わり?」みたいなエンディング。

「佳作」ではあるけれど、「名作」じゃない。

どん欲で身勝手な聴衆としては、常に前作よりよりよいモノを求め、次回作にはさらなる昇華を期待しているのですが、今の宮崎駿さんに更なる成長は期待できないのでしょうか。またジブリは宮崎駿という「個人」の才能を超えることはないのでしょうか。

(ちなみに私が好きなのは「カリオストロ」と「コナン」。ベストは「ラピュタ」です。)

これは本当に残念なことだと思うのです。つまり「ジブリ」は「ディズニー」にはなれないということです。

以前、「司馬遼太郎批判」を書いたとき(コチラ)にも言及しましたが、日本社会のいやらしいところは、司馬さんや、宮崎さんみたいな突出した才能が出現すると、それを「権威」として押し上げて、その影で甘い汁を吸おうとする動きがみえることなのです。

たとえディズニーのように一大企業を築き上げることはしなくても、または(大のディズニー・ファンだった)手塚治虫さんのように徒手空拳で日本のアニメ産業の興隆に寄与しなくても、海音寺潮五郎さんのように、自ら「マスコミ引退」を発表して後進の司馬遼太郎青年の世に出るのを後押しするようなことはできないものなのでしょうか。

今回特にがっかりさせられたのは地元の新聞に掲載された宮崎駿さんのインタビュー。

「ピクサーのようなコンピューター・アニメーションは観ない。造形が気持ち悪い。」

老人になっても新しいスタイルを追い求めた北斎や、新人漫画家に本気でライバル意識を胸の奥底で燃やし続けていた手塚治虫さんは、そんな態度をどう思って眺めるでしょうか。

こうした周りの取り巻きによって肥大化された唯我独尊の限界が、「ポニョ」の中途半端なストーリーにまざまざと反映されているような気がしてなりません。

こうした面で、ディズニーと提携したピクサーは大成功していると思います。ちょうどいいケース・スタディーは、ピクサー創業の功臣であるジョン・ラセターのペット・プロジェクトだった「カーズ」が不発気味に終わったのと対照的に大ヒットした「ラタトゥイュ(邦題は「レミーのなんちゃらレストラン」だったっけ?)」や「ウォリー」。後者の作品群のストーリー・アイディアは、ディズニーが長年積み上げてきた「ストーリー・テリング」の伝統と、ピクサーの技術の理想的結晶だったわけです。

ジブリにはライバル兼パートナーが必要なのです。そして宮崎駿を超えなくてはなりません。

そして日本には「競争」と「シナジー」が必要なのです。

舞の海には小錦が必要だったようにね。

オマケ。アトムがやってくるぞ!

ブルームバーグ市長...絶妙のジョーク...しかし聞いてるこっちも笑顔が引きつります

昨日ご紹介の「ハドソン川の奇跡」機長とクルーに、ニューヨーク市長のブルームバーグさんが「市の鍵」を贈呈しました。


客室乗務員のシーラ・デールさんが、

「この鍵をもらうことによって私も『ニューヨーク市民』になれるのかしら。私はずっと『ニューヨーカー』になりたかったの。」

と、感謝の気持ちを述べたところ、すかさずブルームバーグ市長、

「もしよろしければニューヨークで納税者になっていただけますか?」

今回の金融危機で納税人口が激減のニューヨーク市。ツライものがあります。

Monday, February 09, 2009

アメリカで増えてます:日航の西松社長ファンクラブ

以前のエントリー(コチラ)でご紹介した、JALの西松社長の質素な勤務ぶり。こんどはCBSでご紹介。

"Well, that wasn't as bad as I thought." — ハドソン川の奇跡

"Cool as a cucumber."(キュウリみたいにクール)なんていう英語の表現がありますが、このハドソン川の不時着(無事着?)機長にピッタリです。


いろいろと考えさせられますが、それをいちいち言うのも野暮なので、やめときます。

全く無関係ですが、おととしの夏、私はハドソン川のあの辺りでカヤックしてました。水、キタナカッタ〜。

私は吸ったことありませんが...

大麻やってて金メダル8個ですぜ...(もっとも大会期間中はやっていないだろうが)。


いいかげんに合法化してもいいんじゃないの?

Sunday, February 08, 2009

「オバマはドアなんだ。オレたちはこのドアを通って新しい世界に足を踏み出さなければならない。」

と、標題のごとくノタマワッタのはラップ・アーティスト/プロデューサー(兼ビヨンセのご主人)であるJay-Z。

早くもその効果が現れたのか、共和党の全国会議議長に選出された、マイケル・スティールさん。


さすがアメリカですな。人材豊富。

そして共和党...ちょっと臆面なさすぎ。

以前のエントリー(コチラ)で民主党の黒人若手政治家を紹介したが、共和党も負けてはいません。このままいくと、本当に政界は教会と同様に有為の黒人青年にとって魅力的な職業になるかもしれませんね。

そしてこうした政策論議が活発になるのもいいことでしょう。

ちなみに私の見方は(経済政策に関しては)共和党より。がんばれマイケル!

Saturday, February 07, 2009

ニューヨーク・タイムズ紙 ー 「オバマ大統領...日本では成功してませんよ」

私、経済政策議論なんてまったくの門外漢ですが...

オバマ大統領が強力に推進する景気刺激政策に反対する陣営からは「日本を見てみいや」という声が上がっている。コチラのニューヨーク・タイムズ紙の記事をご覧あれ。

しかし...「先の選挙でこうした政策議論には決着が着いている!」と断言するオバマさん。なんかこの人の経済政策の舵取りに不安を感じてきているのは私だけ?


まぁ、まだまだ早い時期だし、財政出動のあとの引き締めは「オバマ後」ってこともあるかもしれん。

しかし保護主義の台頭(コチラ)とともに、なんか危うい時代の危うい時期に突入してきました。

Thursday, February 05, 2009

Sunday, February 01, 2009

舞踏家

岩名正記さん...。(Wikipediaはコチラ/ご自身のサイトはコチラ

残念ながら氏の踊りを拝見したことはないし、お目にかかったこともないのですが、唯一奇妙な接点がありまして、それはつまり岩名氏が私の父の同級生だったというわけなのです。

そんなつながりで、私が中学生か高校生だったころに、氏の公演会のチケットが家に出没。どうやら昔の同級生のよしみで応援するということで、父がチケット数枚引き受けたらしい。

そのチケットでおともだちと一緒に公演を観にいった母は、当惑と昂揚が相交錯した面持ちで帰宅。どうやら「かぶりつき」のいい席で拝見した岩名氏の舞踏パフォーマンスは、その中途で舞踏家が自慰行為に及ぶという一段があったらしい。大相撲で土俵際の席を「砂かぶり」というが、それこそとんでもないものをかぶりそうだったとか。

そんな話を聞いた「微妙な年頃」だった私はただ唖然...。

そんな岩名さんの自主制作映画「朱霊たち」がロッテルダム国際映画祭で上映されたらしい(詳細はコチラ)。

60歳で映画監督初挑戦...元気だ。


応援アップいたします。

Tuesday, January 27, 2009

オバマの中東ギャンビット

ギャンビット:ギャンビット (Gambit) はチェスのオープニングにおける戦術の一つ。駒(通常はポーン1個)を先に損する代償に、駒の展開や陣形の優位を求めようとする定跡を言う。イタリア語の足(Gamba)の派生形が語源とされている。(Wikipediaより)



オバマ大統領の就任後最初のインタビューがアル・アラビヤ放送とは!

コチラの記事がいうように、これはトーン(語調...という言葉では訳しきれんな...)の変化であって、アメリカの中東政策の変更ではないが...。

あいかわらずドラマティックなオバマ氏であった...。

ザ・ヴォイス

俳優のジェームズ・アール・ジョーンズさんが、スクリーン・アクターズ・ギルド・アワードで特別表彰されたらしい。


以前もふれたが(コチラ)、この人ダース・ベーダーとライオン・キングのムファサの声もやっているんだよね。

「子供たちが『私はオマエの父だ〜』とやってくれとたのむんだけど、彼らの方が私のセリフをよく知っているんだ。あの映画では、私は台本を読んでいただけだったからね...」

なんと、あの「ディス・イズ・シーエヌエヌ...」の声もこの人だったのか。

こんな深い美声、私も欲しい。

Monday, January 26, 2009

ビジュアルなビジネス・ニュース

以前のエントリー(コチラ)でちょっと触れたが、日本の「株式ニュース」のプレゼンター女史は必ず福顔でなければならないという不文律があったとか、なかったとか。

ちょっとチェックしてみた。

以前の株式ニュースのキャスター、甲斐洋子さん(1990年〜2003年)のブログ(コチラ)。


「株式ニュース」が終了し、「Opening Bell」、「Closing Bell」なんてブルームバーグしちゃった後継者が登場したが、こちらで今も活躍されている大里希世さんのブログはコチラ(所属エージェンシーのページはコチラ)。

たしかに、福々しい...のかな。

しかしお二方とも私が最近発見したCNNのステファニー・イーラム女史にはかなうまい。


なんというか...福々しいとうより...たくましい...イーラム女史。不況の時代の今、ブレークしそうな予感がする。

ちなみにブルームバーグはコーポレート・イメージを変えた方がいいと思う。あの黒とゴールドのテーマ・カラーは陰気くさい。そのクラ〜い画像フレームの中からシャープな感じ...とうか頬がこけたプレゼンターが「消費者需要に関連してさらに悪い数字が...」なんてしゃべると、こっちは思わずお下品に「Eat, Skinny B*tch, Eat!」と叫びたくなる。

ま、どうでもいいんだけどね。

オマケ。以前もご登場いただいた(コチラ)CNNの看板娘(なのか?)エリカ・ヒル女史の豹変ぶり。

本当に同一人物か?
































閑話休題、言帰正伝...。

アラブ首長国連邦のカーボン排出ゼロ都市計画 ー Masdar City

自分のためのメモ用エントリー。

Sunday, January 25, 2009

アフガニスタン ー ニューヨーク・タイムズ紙から

前回のエントリーに関連して、タイムリーに出てきたNYTの記事(コチラ)。

ついに、カルザイ更迭論がでてきている。(って、オレが知らなかっただけ?)

Friday, January 23, 2009

チーム・クリントン@ステイト・デパートメント

オバマさんの国務省での「仕事初め」スピーチ。国務省っていっても、実質は「外務省」なんだよね。(ジェファーソンの長〜い影...。)

お約束のヒラリーの国務長官に続いて、英首相ジョン・メージャー/トニー・ブレアー、アイルランド共和国首相とともに北アイルランド紛争に終止符を打った元上院議員(メイン州)のジョージ・ミッチェルが中東担当。旧ユーゴスラヴィアのボスニア紛争の終結に活躍したキャリア外交官のリチャード・ホルブルックがパキスタン・アフガニスタン担当。

まさに外交のプロを前面に押し出した布陣。

そしてお二人とも、ビル・クリントン政権のOBということで、まさにヒラリー率いる「チーム・クリントン」の観あり。

意地悪な見方をすれば、アメリカ国民の8割近くが、新政権の最重要課題は「経済・景気対策」といっているなかで、政治的にはアメリカ国内へのアピール・ポイントが少ない、そして多分華々しさもないし、成果が出るまで時間のかかる「外交」をクリントンさんに「丸投げ」したともとれる。

ミッチェルさんは北アイルランドの時と同様、紛争地域内で活動するテロ組織を、紛争地域外からサポートする支援ルートを断つという攻め口で成果をあげていこうとするのだろう。そうなってくると、パレスティナ周辺のエジプト、シリア、ヨルダン各国との連携が重要になってくるだろう。(ここでのアキレス腱はもう先は長くないエジプトのムバラク大統領とその政権の後継者問題やね。エジプトで政情不安なんてことになった日にゃあ目もあてれねぇや。)ここらへんからの直接支援に支障が出てくると、パレスティナ/レバノンで活動するハマス勢力としては、異民族(ペルシャ人)、異宗派(シーア派)であるイラン政府からの支援への依存度を高めていくことになるのだが...「悪の枢軸」発言のブッシュさんが退場した後、イランとの対話外交を掲げるオバマ政権との「デタント」がすすんだ場合、イランとしてはそこまでぬかるみに足を突っ込みたくはなかろう。イランとの直接対話外交で成果があがれば、イラン情勢とイランへの発言権をテコにしたロシアの中央アジア外交における抬頭をチェックすることにもなる、と...まぁ、そう絵に描いたように上手くいけば...いいんだけどねぇ...。


キャリア外交官のホルブルックさんとしては、うまくやっていかなきゃいけない相手が身内にいる。イラク沈静化で(それなりの)成果を上げたとされていて、ブッシュさんの覚えもめでたかった、元駐イラク米軍総司令官のペトレイウス将軍がアフガニスタン駐留軍の総司令官としてすでに着任している。この米軍エスタブリッシュメントと、多国籍軍との連携をどう上手に乗りこなしていくのかというのが課題だね。なんかまるでボスニア2.0みたいな感じ。もしニッチもサッチもいかなくなったら、コリン・パウエル将軍の登場っていうのもありか?


こうした新アメリカ外交基軸のなかで、日本ができるのはアフガニスタンへの経済援助と、インド洋でのガソリンスタンド。北朝鮮は二の次になっているようだし、平壌へは北京経由でいったほうがよっぽど早いということはもう常識。日本外交は冬の時代...とはいっても、「ジャパン・パッシング」だ、「ジャパン・ナッシング」だと見苦しく騒ぐのではなく、こういうときこそ「寒肥え」の仕事が大切なときですぞい。

それにしても、世界外交も新時代の幕開けかも知れん。世界経済の停滞で、グローバライゼーションにブレーキがかかった(ぜったいリバースにはならん)ところで、人権・人道主義そして資源の最適活用と反保護主義経済政策に根ざした世界関係が成長していって欲しい。いいかげんブッシュ政権下、ネオコン外交「専門家」による、キッシンジャー・東西冷戦時代外交2.0、というか19世紀欧州列強ディプロマシーの焼き直しみたいなのはもうこりごりだよ。

Wednesday, January 21, 2009

諭吉の奇才、龍馬の機才、海舟の鬼才

オバマ大統領の就任演説を聴き、その後つづけて大前さんによる渡辺喜美さんの自民党離党(プラス、加藤さんの定額給付金に関する発言)の解説(以下に載っけときます)を聞いて、従前考えていたことを思い出した。

1855年から1858年まで、緒方洪庵の適塾で医学を目的としてオランダ語を勉強していた福沢諭吉が、1859年横浜居留地へ見物に行った一日の経験で、

「英語勉強しなきゃ!」

となって、「西洋事情」「学問のススメ」を世に出すようになったのは、福沢先生の日本史上、稀にみる奇才たる所以でしょう。


1853年、当時江戸剣術修行中だった坂本龍馬が、ペリー来航に伴い品川海岸警備に駆り出され、そこで初めて蒸気船を目にした12年後の1865年には亀山社中を組織して海運・貿易会社を始めるまでに至ったのは、彼の不世出の機才の証左でしょう。






1860年、咸臨丸で渡米し、帰国した勝海舟は、将軍家茂と幕閣に拝謁した際、アメリカは日本とどう違ったかときかれ、

「アメリカとて同じ人間の国、たいして違いはございません。」

と答えた。

そんなはずはなかろう、と幕閣が食い下がったので、

「しいていえば、我が国と違い、アメリカで高い地位にある者はみなその地位相応に賢うございます。」

と、いっちゃった。

開国に際して、全ての人の目が彼我の違いに向いていた時、「所詮みんな同じ人間さ」とものごとの本質を見抜いていたこと。そして最大の違いは経済産業でもなく、科学技術でもなく、我が国の封建・門閥・世襲の因習であることを把握していたこと。

希代の天才、海舟の面目躍如でしょう。

...麻生も渡辺もみんな世襲議員じゃねぇか...。

Today's the Day...

Monday, January 19, 2009

オバマとリンカーン

明日のワシントンDCでの就任式へ列車で向かうオバマさん。


オバマさんと同じくイリノイ州出身の先輩、第16代大統領エイブラハム・リンカーンの故事にならった...といいますが、南北戦争直前で南部の急進派から暗殺の危機にあったリンカーンさんのワシントン到着はお忍びだった。

真相のほどは、私ごひいきのゴア・ヴィダルの小説「リンカーン」のテレビ・ドラマ・ヴァージョン(1988年)の冒頭をごらんくだされ。


このテレビ・シリーズでリンカーンを演じたサム・ウォーターストーンさんと、原作者のゴア・ヴィダルが制作にあたってのリサーチについて語ったのが、以下のビデオ。以前のブログでちょっとだけお話しした(コチラ)「リンカーンとシェークスピアの『マクベス』」について、ヴィダルが語ってくれています。


リンカーンの戦死した兵士の遺族宛の手紙を読みながら、思わず涙ぐんでいるウォーターストーンさん...きっといい人です。

それにしても...1861年、大統領に選出されたリンカーンは確かにイリノイ州の州都、スプイングフィールドからワシントンまで列車で向かったけれど(もっとも当時それ以外に交通手段がなかったけれど...)、当のリンカーンさんにとって、あの列車旅行は片道キップの旅だった...ってことみんな理解して...いるんだろうな...。

そんなわけで、リンカーンさんが旅立ちに際して、スプリングフィールドの支持者へ送った、「送別の言葉」が非常に重いわけです。

以下、その最後の部分を転載...

「My friends, no one, not in my situation, can appreciate my feeling of sadness at this parting.  To this place, and the kindness of these people, I owe everything.  Here I have lived a quarter of a century, and have passed from a young to an old man.  Here my children have been born, and one is buried.  I now leave, not knowing when, or whether ever, I may return, with a task before me greater than that which rested upon Washington.  Without the assistance of the Divine Being who ever attended him, I cannot succeed.  With that assistance I cannot fail.  Trusting in Him who can go with me, and remain with you, and be everywhere for good, let us confidently hope that all will yet be well.  To His care commending you, as I hope in your prayers you will commend me, I bid you an affectionate farewell.」

この「サヨナラ・シーン」が感動的なのが1940年の「Abe Lincoln in Illinois」。以前のブログでもご紹介しましたが(コチラ)。



この映画のハイライトの一つ、リンカーン対ダグラスの討論シーン。


なぜ、この討論会で奴隷制批判を行ったリンカーンが、イリノイ州上院議員選挙で民主党候補ダグラスに負けて、その後の大統領選挙(全国選挙)で共和党の候補として勝利したのか...ということを勉強するのがアメリカ史理解の第1歩だと私は思いますです、ハイ。

いよいよ明日に迫った就任式。どんなスピーチをしてくれるんでしょうか。楽しみです。(そんな私のこころをみすかしたかのようなこのCNN、ザカリアの番組...歴代大統領のスピーチライターのおしゃべり...面白いです...パット・ブキャナンって、意外に頭良さそう...。)


オマケ...なんか「シントラーのリスト」のリアム・ニーソンさんがリンカーンを演じて、スピルバーグが監督する「リンカーン」映画がプロジェクトされているらしい...(コチラ)。なんか...エイブ...君...最近、流行ってるよ...。

(それにしてもフォレスト・ガンプのお母さん...こと、サリー・フィールドがリンカーン夫人たぁ、ずば抜けた適役だね。)

Tuesday, January 13, 2009

シリアのファースト・レイディー

シリアのアサド大統領の奥さん、アスマさん。

以前ご紹介(コチラ)のヨルダン女王のラニアさんもそうだが、中東の女性は美人が多い。(そして、失礼ながら...キャロライン・ケネディよりも頭が良さそう...。)

(もっとも、こうした目鼻立ちがくっきりした顔は、東洋人顔になれていると「コワい」と感じてしまう...コチラ。)

なんかイスラエル軍のガザ侵攻で、イスラエル陣営とパレスティナ陣営のプロパギャンダ合戦の観があるが、美形のアスマ大統領夫人に対抗しているのが、イスラエルの外務大臣、リブニ女史。


汚職スキャンダルで泥まみれのオルマートさんの後継に目されていたが、今回の侵攻で火中の栗を拾わされてしまったかっこうだ。

どうでもいいが、いいかげんに不毛な戦いをやめようという人はいないのかい?

アルカイダのような近代化とグローバライゼーションに対抗するイスラム原理主義陣営と、反イスラエル・パレスティナ回復運動の合流を、ハマスという形で実現させてしまい、イラクにかまっている間これになすすべがなかったのは、ブッシュ政権の大失敗だな。

トム・ハンクスがおもしろい—ゴールデン・グローブ賞

以前ご紹介(コチラ)のアメリカ第二代大統領、ジョン・アダムスの伝記テレビ・ミニ・シリーズで、プロデューサーとしてゴールデン・グローブ賞を受賞したトム・ハンクスのインタビュー。

Wednesday, January 07, 2009

Sunday, January 04, 2009

「当機はただいま気流の悪いところを飛行中です」

皆様、よい新年をお迎えになられたことと思います。今年もよろしくお願いいたします。

激動の2008年。そして2009年も波乱含みのスタート。かく言う私もアメリカから押し寄せた津波に呑まれてしまい、昨年11月より素浪人の身の上です。

オバマさんに「当確」がでた翌朝一番にニューヨークの上司から電話があり、

「...すまん...。人員カット数のノルマの割当があって...どうしようもないんだ...。」

まぁ、香港オフィスでも、個室持ちのVPレベルの同僚たちが「サヨナラ」されていたので、「こりゃ、もしかしたら...もしかするぞ...」と感づいてはいたのですが、実際に当事者になってみて、思ったのは、

(...本当に「CHANGE」がきてしもた...。)

その後、セガレの運動会があった週末にかけて、

「なんでこのオレ様が...誰かに仕組まれたか...ただではおかん!」

などと、少々みっともなく心の中で「取り乱し」ておりましたが、何がきっかけだったのか、翌週明けには、

「ま、こんなこともあるさ。」

と、「次いってみよ〜!」モードに。

おかげさまで会社の方から手厚く「手切れ金」をいただいたので、当分はリラックスして「一休み、一休み」。また、当地の法律事務所に「コンサルタントもどき」の仕事を頼まれてるので、「退屈/退化」せずに「次」を考えることができそうです。

かくなる次第で、個人的には見通しが立ちにくい新年スタートですが、とりあえずおせちのレンコンと黒豆を多めに食べておきました。























不況にめげず、いい年にしましょう!



オマケ:クリスマス・プレゼントでチュウバッカに変身中のセガレ。

Wednesday, December 31, 2008

Sage Speaks

Thursday, December 25, 2008

Wednesday, December 24, 2008

Jib Jabによる2008年総括

最近我が家で大人気(セガレが顔写真を入れ替えて何時間でも遊んでいる)のサイト、Jib Jabによる、2008年総括。CNNで紹介されていました。


ま、アメリカ中心な見方なのはしょうがないのかな。個人的には特にジョージア紛争がロシアの一方的な「侵攻」と位置づけられているところが、チェック対象というところでしょうか。

私個人の総括も作成を急がねば。

Saturday, December 20, 2008

HSM III... my style... courtesy of JibJab

Try JibJab Sendables® eCards today!

Sunday, December 07, 2008

日系アメリカ人がオバマ政権の閣僚となるらしい

CNNの第一報はこちら

エリック・シンセキさん。オバマ大統領の下で、退役軍人担当として入閣するらしい。


メディアの注目は浴びないけれど、やっぱりこういう人はいるところにはいるのだな...と静かに感動。

ハワイ出身の日系アメリカ人。ウェスト・ポイント出身。ヴェトナム従軍中に負傷。アジア系アメリカ人初の四つ星将軍。在欧州米陸軍総司令官。ボスニア・ヘルツェゴヴィア平和維持軍指揮官。米陸軍参謀総長。

参謀総長の時、イラク駐留米軍の規模に関してブッシュ政権と対立。任期を全うした後は、公的な場で大統領チームとの意見の相違に関して一切コメントしなかったらしい(詳細記事はコチラ)。

個人的に今ちょうど現代の戦争における兵士と「人を殺す」ということをテーマにした本を読んでいるんだが("On Killing" by Dave Grossman)、退役軍人の実社会への復帰は社会的に、また心理学的にますます難しくなっているようだ。

がんばってください。



それにしてもアメリカはいい方向に向いてきたみたいだが、イラクやアフガニスタン、そしてますますタガがはずれてきた観があるパキスタンなんかどうなちゃうんだろう。

Tuesday, December 02, 2008

こんな本読んでいます

Call Me Ted

ごぞんじCNNの創設者、Ted Turner氏の回顧録。

いやはや、スゴイ。まだ1/3しか読んでいないが、すでに父親からひきついだ屋外広告の会社を土台にしてローカル・テレビ局を買収し、そのテレビ・チャンネルをケーブル・ネットワークで全国展開。メジャー・リーグのアトランタ・ブレーブスのオーナーになり、ヨットのアメリカズ・カップのアメリカ代表艇のスキッパーとして優勝。

これからやっとCNNの話が始まるところだが、これ全部40歳前の話。

いや〜、もう駆け足も駆け足、エンジン全開の人生ですな。(本人もインタビューで「あまりに夢中に仕事し続けてきて、ふと油断したところで合併パートナーのタイム・ワーナー社から追い出されてしまった。」と述懐している。)

ケーブル・ネットワークに脅威を感じてプレッシャーをかけてきた3大ネットワークに対抗して、ワシントンの政治家たちに、「3大ネットワークは公共の電波帯をタダで使っている。これを入札制にすれば、財源となる。」といった議論を展開しているあたり、いまの日本の「霞ヶ関埋蔵金」の話とまったく同じ事を言っていますな。

面白い本です。おすすめです。





下のビデオは今年4月のインタビュー、50分間オリジナル・バージョン。

Tuesday, November 25, 2008

ソコハカ似 (日米政治家編)

以前もご紹介した、私の奇妙な脳細胞の連携の産物(以前のエントリーはコチラコチラ)。

あらためて見比べるとそう似てもいないとも思えるのですが、無意識に私の脳内で(見た目は)同じ系統に分類されている人たち。

今回は果てしなくビミョーなこのお二人。

かたや...東京都4区選出、衆議院議員、自由民主党、平将明ク〜ン。







こなた...アメリカ合衆国、ルイジアナ州知事、共和党、インド系移民初の州知事こと、Bobby Jindalク〜ン。








う〜ん...こうして並べてみると、そうも似てないか...。

東京青年会議所でチラと拝見した平さん...政界での評判はどうなんでしょうか。

ジンダル君は右傾化(サラ・ペイリン化?)して大敗した共和党の中道派の旗手として要注目です。

Monday, November 24, 2008

ジェイソン・ムラーズ

最近、カリカリしてきたときはこの曲きいてます。

Jason Mraz

Friday, November 21, 2008

ワゴナー、ナルデリ、マラリー...西松?

資金繰りが続かなくなったGM、クライスラー、フォードが三者揃い踏みでワシントンにやってきて、

「お恵みくだせぇ〜」

といったところ、

「プライヴェート・ジェットで乗り込んできて、なにぬかす。」

と意地悪いわれてしまった。



ワシントンの議員たちに輪をかけて意地悪なCNNは、数ヶ月前に流した日本航空の建て直しに奮戦中の西松社長の様子を伝えるスポットを再放送。


痛い...痛すぎる...。

ワゴナー(GM)、ナルデリ(クライスラー/サーベラス)、マラリー(フォード/カーコリアン)のCEOたちは12月2日に再び議会説得に挑戦する。

今度は何でやってくるんだろう。電車?グレイハウンドのバス?


ふ〜む...忍び寄る保護主義の影...。

Thursday, November 20, 2008

The Monty Python Channel on YouTube

みなさんご存知...。

ものを知らなかった昔の私はモンティ・パイソンを初めて見た時、

「なんか伊武雅刀のスネークマンショーみたいなユーモアのセンスだなぁ...」

と恥知らずなことを思っておりました。

こちらが本家本元。

定額給付金がなぜ廃案にならないか — 政治家のロジック

諸方で非難湧出の「定額給付金制度」ですが(私のレーダー・レンジ内だけでも、例えばコチラコチラコチラ)、「知のバッタ屋」こと大前研一さんも以下のようにコメント。


ま、実態は以前(コチラ)に述べたように、本腰入れた減税を行う目的で各省庁の予算にメスを入れられるよりは、当面のところ後で帳尻合わせられる(と思っている)カネをバラまく方が都合がよいという、ズルイ官僚と腰抜け政治家の折衷案というあたりだと思う。

こうした「アホ政策」と「政治家の論理」ということに関しては、80年代イギリスBBCの政治風刺コメディー番組「Yes, Prime Minister」がすでに以下のように喝破している。


「全ての猫は四つ足である。私の犬は四つ足である。したがって私の犬は猫である。」

「我々は『何らかの政策』を行わなければならない。これは『何らかの政策』である。したがって我々はこの政策を推進しなければならない。」

洋の東西を問わない真実ですな。

香港 覆面セール

私はさっぱり疎いんだが、妻に言わせると香港のブランド・ショップはすでにセールに突入しているらしい。

サンタのそりの鈴の音より、世界不況の足音の方が響く今日この頃。クリスマス商戦の売り上げなど期待するだけムダ。しかし11月のこの時期からセールのサインをだしてたんじゃ、あらぬ噂がたつ...。

そこで「覆面セール」。

いつも通りの様子の高級ブランド店だが、店員に値段をたずねると、そうねばらずとも定価の50%ぐらいの値引きにホイホイと応じてくれるのだそうだ。

とはいえ、個人的に特に買いたいものもなし...皆様のご参考情報としてご提供。

妻は...「この調子だと、まだまだもっと下がるね...。」

さすが...。

Tuesday, November 18, 2008

最近こんな本を読んでます(捨てています)

中川秀直「官僚国家の崩壊」講談社
榊原英資「政権交代」文藝春秋

政局的には両極におられるお二方ですが、主張している処方箋はほとんど同じです。もうそろそろ「薩長同盟」の時期ではないでしょうか。(「なるようにしかならねぇってことよ。」by 勝海舟)

もっとも榊原氏の「小泉・竹中憎し」の怨念には読んでてかなりひきました。この人「政治家向き」じゃないね。以前も(コチラ)榊原氏を松平忠信や水野忠邦(改革派として登場する反動勢力)に比しましたが、この人の性格はどちらかというと小栗忠順だね。

せめて本だけでも二冊なかよく古本屋行き。

Foundation」 Isaac Asimov

SFを読むのは実は初めて。(萩尾望都さんの「11人いる!」は中学生のころ読んだけど。)もともとアシモフは「黒後家蜘蛛ミステリー・シリーズ」をSPGに紹介されて読んでみたことがあったのだが、アシモフの真骨頂であるSFには縁がなかった。

たまたま本屋で手が伸びた。

本人もギボンの「ローマ帝国盛衰史」からパクったといっていたそうだが、大銀河帝国の衰亡から、新しい勢力が伸長する様子を描く。SFの背景を借りた人類歴史社会学みたいな内容。最近のフィクションにありがちな冗漫なところがなく、簡潔なスタイルで短くまとまっていて、かつ読み応えあり。

英語でいい文章を書く為の栄養剤としてちょっと彼の作品を読み続けてみよう。

廣瀬 陽子 「コーカサス 国際関係の十字路」 集英社

例のグルジア・南オセチア紛争で「なんかオレ、全然ここら辺のこと知らないな...」と思って読んでみた。

オーストリア・ハンガリー帝国の崩壊の後、東欧・バルカンがゴタゴタしたように(旧ユーゴなんか今でもくすぶっているが)、ソ連崩壊後のコーカサスの諸国・諸民族もずいぶん時代遅れのしこりを抱えているようだ。こうした風通しの悪い、吹きだまりのような、時代と世界経済に取り残されたような地域の紛争というのは、本当にむなしい。スーダン・ソマリア・ダーフールなんかもこのたぐいだな。

興味深く一読させてもらったが、「まぁ最低限の知識だけもっておけばいいな」という結論。コーカサスのことを知らなくても私の人生にとって当面問題はないなということが分かったことが収穫。

しかし廣瀬さん。なかなか切れる女性のようだ。

池田信夫 「ハイエク 知識社会の自由主義」 PHP

我が母校、LSEが世界に誇るハイエクさんの世界への優しい入門本。書いた人は日本屈指のブロガー(コチラ)。

もっとも私のLSE在学中は法律の授業についていくので精一杯で、あたかもサッチャー政権末期のイギリスにおける、このサッチャー革命の思想的支柱であった哲学者を巡る議論には参加できなかった。もったいない...。

この本を読んで、ハイエクさんの思想の土壌・原点が帝政崩壊後のウィーンに会ったことを知り、なんか懐かしくなってしまった。(以前のエントリーはコチラ

オバマはやっぱり自動車会社を救済するのか...

ごぞんじアメリカCBSの「60 Minutes」。

ま、おかげでトヨタさんもホンダさんも油断さえしなければ、この先続けてBig 3に対して競争力を維持できそうだ。(これに刺激されて「日本政府も救済策を...」なんてアホな声が出てこないとは限らないが...。)

There Will Be Blood... No, Wind... and Water... Actually...

ピッケンズおじさんのアメリカ・エネルギー政策大変換プラン。






今年6月のBusinessWeek誌でも特集されていたが(コチラ)、このピッケンズおじさんとCNN創業者のテッド・ターナーじいさんは二人してモンタナ州からテキサス州までのアメリカ中西部縦断水脈の水源地周辺(オガララ帯水層)の土地を買い占めているらしい。

環境・エネルギービジネスは将来性あるな。

Friday, November 14, 2008

金融サミット

金融サミット開幕

世界銀行の総裁はこんなことを言っています。



麻生君、財務省官僚に「総理、存在感を示す好機です。」なんていわれておだてられているのだろうが、以前の「アジア通貨危機」で新興国の恨みを買った胴元(IMF)に1000億ドル用立てするなんて相変わらずの「バラマキ」提案で主導権握れるとでも思っているんだろうか(コチラ)。特に今回の目玉は、世界経済の成長のカギを握っているのは中国・インドを初めとした新興国が出席していることなんですぜ。

フランスの「ムッシュー貧相」は「ドルの基軸通貨としての終焉」を宣言すると息巻いているようだが、そこまで過激にならずとも、今回の会合は出資率の「量」よりも、世界金融の仕組みの改革という「質」の議論になると思う。

太郎君、なんかマトはずれてませんか?

世銀総裁も言っているが、こうしたサミットの利点は政権担当者同士が個人的に話し合える事にあるのだが、官僚に外部との接触をシャットアウトされている日本の総理には意味がない(以前のエントリーはコチラ)。

それにしてもCNNのリチャード・クエスト君。セントラル・パークで逮捕のスキャンダルを克服して復活してたのね(コチラ)。

Thursday, November 13, 2008

GMは破産すべき?

「金融を納税者のお金で救済するのなら、自動車会社だって...」

というアメリカ人の感情に訴えるデタラメ論理が叫ばれてきていたが(詳細は例えばコチラをご参照)、ここにきてメディアで「もういいかげんに破産させろ」という声も聞こえてきた。



こうしたところはやはりアメリカは健全だなと思う。

たしかに納税者のお金で5年前の債務者にお金を払うぐらいだったら、おなじお金で今そこにある会社を建て直す方がいいに決まっている。このファンド・マネジャーのアックマンさんは正しい。(この人の名前...日本に来たら「英語でしゃべらナイト」なんかでナレーターやってそうだ...ぱっくん、あっくん...)

オバマ新大統領も就任したとたんに「救済か、引導わたすか」なんて決断迫られるのも大変だが、ここが正念場。

ま、国民の大部分が「定額給付に反対」といっていながらアホ政策が止まらないどこかお国よりはマシだろう。

「俺たちにひとり一万五千円ほど、くれてやるから取りに来いと、ボクシングもやらないのに唇がヒン曲がった麻生太郎が偉そうに言う。俺たちは乞食じゃないんだ。お前さんの子分でもなければ、ファンでもない。

何を言ってるんだ、それも俺たちが納めた税金じゃねぇか。バカヤロ。」

と、「塀の中」の安部ジョージさんが吠えていた(コチラ)。

本当に景気対策をしたいんなら減税するに限る。減税ができずにバラまくということは、とりもなおさず減税する為には必要な「官による無駄遣い」に切り込めない、というなさけない政権の実情を露呈していると言う事だ。仕方がないので未来の納税者である今の高校生ぐらいのポケット(将来の稼ぎ)に手を突っ込んでいる。なんで日本人が国をあげてカード破産のアメリカ人みたいなまねをしなきゃならないんだ?

Monday, November 03, 2008

Wassup?

なつかしいバドワイザーのCMとそのパロディー。


この8年間、アメリカも大変でしたね。

明日...か。



ん〜、ちょっと違う...。「レ・ミズ」のフレンチなノリは合わないな。

やっぱりここは最近再び脚光を浴びてきた、大恐慌時代の英雄、FDRにご登場願いますか。



ありゃ、ご本人じゃなくて、奥さんのエレノアさんの方がクローズ・アップ。

Sunday, October 26, 2008

アニソン

来月に迫ってきた、ロンタイラン君(セガレの名前の中国語よみ)初めての運動会。香港日本人小学校1年生の全員でこの曲に合わせて踊るらしい。


なるほど〜。最近の日本ではこんなのがはやっているのか。

「流行り」としては一年遅れのようですが、お父さんは最近、ラグビーの試合の前にこの曲を聞きながらウォーム・アップしてみました。


...なんか自分の趣味の幅の広さが、自分でもウス気味悪くなってきた...。

Ugliest Bitch

クリント・イーストウッドの名セリフと言えば、ダーティー・ハリーの

「You've got to ask yourself a question: Do I Feel Lucky... well, do ya, punk?」

だが、私の個人的ナンバー1はクリント君が監督主演した「White Hunter Black Heart」(1990年)のこのシーン。



この映画は基本的にジョン・ヒューストン監督の「The African Queen」(1951年)の撮影ウラ話。映画台本の下敷きになっているのは、The African Queenの脚本家の一人、Peter Viertel君の同名の小説・回想記。このシーンでクリント監督に「ピート」と呼ばれている若いモンが彼です。

(ちなみにこのViertel氏の奥さんは「王様と私」のデボラ・カーだった。二人とも故人。)

この「The African Queen」の撮影はいろいろと刺激的だったらしく、主演したキャサリン・ヘップバーンも「メイキング・オブ・The African Queen - もしくはいかに私がボガート、バコール、ヒューストンとアフリカに行って気が狂いそうになったか」という本を書いている。

Wednesday, October 22, 2008

ヤ、ヤメてくれ〜

フランス大統領、欧州政府系ファンド設立を提唱

大恐慌の後の貿易/経済圏のブロック化が第二次世界大戦の遠因となったように、最近はやりだしたこのような資本の政治化、ブロック化はゼッタイ将来の災いの元となると確信している。

Money Talks

去年お世話になった妻の友人(ニューヨークのロングアイランド在、子供二人)にいわせると、「歴史的大統領選挙」だろうが、初の黒人候補だろうが、なんだろうが、かんだろうが...今回の選挙でも、その他の選挙でも一番重要な争点は「税金」につきるのだそうだ。



さすがは「参政権無くして納税なし」(circa 1760's, 70's)のお国柄ですな。

個人的にはマチルダちゃん(オレも古い...)に一票。



セガレだったらパドメちゃんだろうけど。

Tuesday, October 21, 2008

"Surely, you are..."

なぜか最近、この人の事を考えています。多分、ハイエクby池田信夫さんのせいでしょう。(知人の書評はこちら。)



ファインマンを私の人生で初めて紹介してくれたのはSPGだった。たてつづいた引っ越しで、愛蔵していた「Surely you are joking, Mr. Feynman」や、「What do you care what other people think?」なんかの本はどこにいっちゃったのか分からなくなっちゃったけれど、やっぱり頭(の片隅)に残っている事が重要ということか。

Monday, October 20, 2008

"The really right answer is: what if he is a Muslim? Does it matter?"


私のジャマイカ系の友人は(本当に)泣いています。

アメリカ人の1/4近くが、パウエル将軍の推薦を、ブッシュ大統領やクリントン大統領のそれより重くみているという。

Tuesday, October 14, 2008

Politician Embarrased by His Own Constituents



... and to think that the Republican Party, the Grand Old Party, as they like to call themselves, was originally established by the anti-slavery progressive intellectuals...

Is this the answer? (Christie Todd Whitman's political action committee is now under the Republican Leadership Council)







"The defining feature of the conservative viewpoint is a faith in the ability, and a respect for the right, of individuals to make their own decisions - economic, social, and spiritual - about their lives. The true conservative understands that government's track record in respecting individual rights is poor when it dictates individual choices."

Now that is, actually, a political platform I am much happier and more comfortable with than any reams of Obama rhetoric.

Instead, this is what they are saying at a McCain rally. Give me strength...

Saturday, October 11, 2008

All That Jazz at "Body & Soul" @ Minami-Aoyama, Tokyo

なぜかキザに聞こえるかもしれませんが、ジャズ好きです。

そこで、日本に帰るとき、時間があれば必ずいくのがここ、南青山のBody & Soul

お互いに粋がりザカリだった高校生のとき、バーというところでカクテルというものを飲むということを教えてくれた(違法だよ!)、「ラウンド・ミッドナイトでソルティードッグ」の同級生、アンドー氏が2000年に久しぶりに日本に帰ってきた私に紹介してくれたライブ・ジャズを聞かせるバーです。

やっぱりライブを聞くお値打ちを求めれば、ジャズの右に出る音楽は無いでしょう。なにせその場でその時が勝負ですからね。お茶の世界の「一期一会」に通じるものがあります。

とはいえ、日本のジャズメンやウィメンに時折ありがちな「楽屋オチ」的、内輪のなれ合いはキライ。やはり親しき仲にもナントカありの緊張感がない演奏は聴いててダレます。

そんなわけでこのBody & Soul。同じ南青山のBlue Note Tokyoに比べて地味だけれどもアットホームな感じが素敵です。有名どころでは、日本の若手ジャズ・プレーヤーとしてはちょっと例外的に名が売れている(のかな)、TOKUが毎月必ず一回ここでセッションしています。

東京は音楽的には世界的なレベルでとても恵まれていると思う。いろいろなジャンルの音楽のトップレベルのアーティストがやってくるし、聴衆のレベルも高い(これ香港なんか住んでいるとしみじみ重要なポイントだなぁと思う)。ニューヨークなんかももちろんレベル高かったが、あまりに玉石混淆といった観がある(まぁ贅沢ないいぐさだけど)。

なぜJazzが素晴らしいかは、以前ご紹介のKen Burnsさんによるドキュメンタリー、その名もズバリ「JAZZ」のこのパワフルなオープニングをごらんあれ。



ウィントン・マルサリス...いい味だしています。

同じ「JAZZ」から、マルサリスも修行した、アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズのセグメント。



マイルス・デイヴィスの「Kind of Blue」作成の裏話。



この前日本に出張したときに、この「JAZZ」のDVD全巻セットが銀座の山野楽器で、スタッフのイチオシ商品として陳列されているのをみて嬉しくなってしまった。やっぱり日本のジャズファンの皆さんはよくわかっていらっしゃる。

それでは今晩は最後にマイルス君のこの曲でお別れしましょう...。お相手は私、城達也...なわけないだろ...(古いな...オレも...)。

Tuesday, October 07, 2008

一生に一度のこと(多分)なんだから...しっかりやりましょう

仕事の話をちょっと。

いわずもがなではありますが、ここんとこの金融市場の大騒動で、資産運用業界も大打撃。

もっとも投資銀行のように、妙なストラクチャー証券を仕込んだり、プリンシパルとしてリスクをとる商売をしているのではなく(前職ではそのお手伝いをしていましたが)、現職はあくまでもお客さんからあずかった資産の運用(しかもほとんどロング・オンリー運用)をしながら、手数料を稼いでいるビジネスモデル。ですから市場の暴落で運用資産の目減り(=手数料収入の減少)という状況がボディーブローのように効いてきてはいますが、ベアさんやら、リーマンさんやら、メリルさんのような突然死の恐れは無いです。

もっとも同じ資産運用でも、レバレッジをかけまくるヘッジ・ファンド系やプライヴェート・エクィティー系(こちらの方々も前職でお手伝いしてました)などは資金繰りが続かなくなり「アジャパー」らしい。欧州商業銀行系に勤める友人などは「ここんとこ毎日融資枠引き上げの引導を渡すミーティングばかりで...」などと物騒なことを言っている。

個人的に、ここ数週間のテンテコマイに一番貢献したのはアジア(日本除く)のお客様からの「投げ売り指示」。

彼ら(特にソヴリン系 - 政府・中央銀行)に言わせると、地元のメディアに「実はアソコは○○投資顧問を通じてあの倒産した/倒産危機にある米系金融機関に多額の投資をしているらしい」とやられるのが一番イタイらしい。

とはいえ余剰外貨準備金の運用の一環として、外部投資顧問会社の選定を政策決定したばかりなので、ここで政策Uターンすることは許されない。

これがもう少し市場が成熟している日本の企業年金などだと、ジタバタさわがず、節季の定期的評価ミーティングで「もうケッコウです」となる。もっとも日本の年金基金の管理者にしてみれば、外部の投資顧問会社を使う一番のメリットは、自分たちで運用のリスクをとらないですむという責任の転嫁にある。だから多分自分たちが犯してしまったであろうマチガイを、肩代わりしてくれた投資顧問さんにも、それはそれなりの存在価値があるわけだ。

まぁそんなこんなで、毎日のように「あれ売れ、これ売れ、金融株はダメだ、不動産会社も金融株とみなす...」などとメールやらファックスやらが飛び交った。セールス部門の同僚たちは、なにしろ大口のお客さんだからとにかく言うことききましょうねと社内連絡にアタフタし、運用系の同僚たちは一敗地にまみれたものの、いまが仕込み時と思っているから「一任契約もらってんだろ...ガキの使いじゃねぇんだから、もっと顧客を説得できねぇのか」と気色ばむ。

結局「リーガル的にはどうなの?」とお鉢が回ってくるのだが...それ法律の問題じゃないんですけど。

(ようするに、「離婚相談」といいながら「理解の無い夫をどうしたらいいんでしょう」...と相談にくるオバサンといっしょで、そりゃ法律問題じゃないんですよ...。)

結局、お客さんの指示をより明確化する交渉やら、確定した指示の内部連絡の徹底など、「質より量」の仕事で忙しかった。

ま、今年はボーナス期待できそうも無いが、上記のタイトル通り(↑)に頑張ろうと思います。

Friday, October 03, 2008

Raindrops Keep Fallin' On My Head...

思い起こせば...「スティング」が我が人生で初めて幼心にも「この映画、かっこいいな...」と思った作品かもしれない。


泣けてくるぜ...




Wednesday, October 01, 2008

Debate

BBCのJustin Webbさんもいっていたが(コチラ − 「結論:時間のムダ」)、英国式(というと足マッサージみたいだな)のディベートとか、政治家のインタビューをみてきた人間からすると、この大統領選挙討論会なんて悪い冗談としか思えない。



(資料として載せただけなので。本当に時間のムダですから1時間半もかけて全部みる必要ないです。)

なんでアメリカではガチンコ勝負がないのか。(日本の話はするだけムダ。)

たとえばこの有名なテレビの公開討論会での一イギリス人主婦とサッチャー首相のバトル。


もしくはロンドン市長選挙討論会でのこのシーン。

この討論会の司会役のJeremy Paxman氏はBBCのプレゼンター。歯に衣着せぬ毒舌でゲストの政治家をメッタ切りにすることで有名です。彼の信条はアメリカのジャーナリスト、H.L.Menckenの言葉、「政治家と話をするとき、私がいつも思うのは『なんでこの野郎ははオレに面と向かってウソつきやがるのか』ということにつきる。」

このPaxman氏 v.s. アメリカのなんちゃって保守コメンテーター、Ann Coulter。


Paxman氏の意に反して彼のニュース番組「Newsnight」の最後に天気予報をくっつけたとき、彼がイヤイヤ天気予報したときのことをちゃかしたのがコチラ。