Thursday, May 22, 2008

JETRO

毎回おなじみの邱さんのサイトで教えてもらったJETROのサイト。なかなか使えます。

とくにご紹介のこの調査報告、在北京海外調査員、渡邉真理子さんによる「豚肉価格の上昇にみる労働力過剰時代の終わり−先進国にさしかかる中国」。過不足の無い実地調査に基づいて、中国経済が、日本の1980年代のバブル期ではなく、1970年代のトイペ買い占めにみられるようなインフレ、経営調整の時期にあるという結論を導く。簡潔な中に説得力がある。

ジェトロさんいい仕事してまんなぁ...。このレポートなんかをみる限り、今は独立行政法人ですが民間のシンクタンク、コンサルなんかとも立派に伍していける。(素人考えですが。)

ま、アホな日本のニュース・メディアなぞとは比べるまでもありません。

最近風にきく日本の風潮では、何でもかんでも官僚批判という観があるみたいだが、官僚だろうが、民間であろうが、優秀な人材がその能力を存分に発揮できるような「仕組み」を作ってあげるという「基本のキホン」が一番大事な為政者の役目ではなかろうか。

そして「優秀な人材」とは、「適材」を見抜きだしこれを「適所」にあてがうことができる人の眼力にかかっているわけです。

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