Wednesday, May 28, 2008

Good Night, and Good Luck

BBCのJustin Webbさんのブログから、くだんのヒラリー「RFK暗殺」舌禍事件に関するアメリカ・メディアの反応。

Keith Olbermannさん、血圧あがりっぱなしです。

マードックのFox Newsはくだんのごとし...。

日本語解説はこちら。

Saturday, May 24, 2008

末期症状...それとも...

みんなが密かに恐れていることを口にしてしまったヒラリー(コチラ)。

まさかみんなが知らないことを知っているというわけでは...ないことを祈りましょう。

Friday, May 23, 2008

なんか「When Harry Met Sally」のパクリみたいだな

The New York Timesのかわいい企画。


The New York TimesがYouTubeにビデオをアップする時代です。既存プリント・メディア受難の時代ですな。

ただアメリカの投資家の中には、この危地を乗り越えて新聞などのプリント・メディアは新しい形で再生するというヨミのもと、青息吐息のローカル紙を買いあさっている人たちもいるという。ただし、その「新しい形」が何なのかはまだ不明。

Money Money Money

日本人、秀才種、悲憤慷慨亜種の木村剛さんの今日のエントリーは「企業経営者のお給料」。

偶然にもお付き合いのあるアメリカのサービス・プロバイダーからこんなお知らせが。

なんのことかチンプンカンプンかもしれないでしょうが、まぁ主に自分の為のメモ・エントリーです。

アメリカ人

自分の車をメチャクチャにされて、こんなに喜んでいるオバチャンって...「It's so exciting!」なんて言ってる場合か...?


アメリカ人やな〜...。

Thursday, May 22, 2008

目から汗が出る...

このビデオ・クリップみて、なにか激しく間違っていると思うのは私だけでしょうか。

JETRO

毎回おなじみの邱さんのサイトで教えてもらったJETROのサイト。なかなか使えます。

とくにご紹介のこの調査報告、在北京海外調査員、渡邉真理子さんによる「豚肉価格の上昇にみる労働力過剰時代の終わり−先進国にさしかかる中国」。過不足の無い実地調査に基づいて、中国経済が、日本の1980年代のバブル期ではなく、1970年代のトイペ買い占めにみられるようなインフレ、経営調整の時期にあるという結論を導く。簡潔な中に説得力がある。

ジェトロさんいい仕事してまんなぁ...。このレポートなんかをみる限り、今は独立行政法人ですが民間のシンクタンク、コンサルなんかとも立派に伍していける。(素人考えですが。)

ま、アホな日本のニュース・メディアなぞとは比べるまでもありません。

最近風にきく日本の風潮では、何でもかんでも官僚批判という観があるみたいだが、官僚だろうが、民間であろうが、優秀な人材がその能力を存分に発揮できるような「仕組み」を作ってあげるという「基本のキホン」が一番大事な為政者の役目ではなかろうか。

そして「優秀な人材」とは、「適材」を見抜きだしこれを「適所」にあてがうことができる人の眼力にかかっているわけです。

Sunday, May 18, 2008

Marvelous

おおむかしのブログ・エントリーでも触れましたが、私の中で最高のボクシングの試合は力石との...じゃなくて、この1987年4月、ヴェガスのシーザーズ・パレスで行われたミドル級チャンピオンシップ・マッチ。チャンピオン、「マーヴェラス」マーヴィン・ハグラー対「シュガー」レイ・レナード。



私個人的にはハグラーがひいきです。

Thursday, May 15, 2008

"This Election is not about Obama or McCain. It's about America"

「この選挙の焦点はオバマか、マケインかという問題じゃない。これからのアメリカが問題なんだ。」

というのが最近のオバマ候補のメッセージですが(私の意訳です)...

で、これがアメリカの現状(の一面)です。




あ〜ぁ...やっちゃった...。

ライト牧師の問題は黒人によるアメリカの主流(メイン・ストリーム)への攻撃が問題でしたが、ここにきて白人の黒人、とくにオバマ候補への攻撃が問題化しているようです(こちら)。

Monday, May 12, 2008

「北京市内トラック全面通行禁止令」

中国政府、やることがいちいち凄すぎます。(詳細はコチラのページ

四川では地震(速報はコチラ)。旱魃が心配されていた黄河は今年の雨期に例年以上の雨量が予期され今度は洪水が危惧されているとか(コチラ)。

内憂外患だな。

道理で胡錦濤さん、愛ちゃん相手に気合いのはいったスマッシュかましていたわけだ。ストレス解消?



政治家に人相のいい人はいないけれど、キビシイ政争を生き抜いてきて、爆走する国家の舵取りに天手古舞の胡さんのほうが、お父ちゃんの敷いてくれた座布団に座ったまま、宰相の印綬が棚から落ちてくるのを待ちつつ馬齢を重ね、山積する政治課題に為す術知らぬ体の総理よりは見好い顔している。

If I were two-faced, would I be wearing this one? (Abraham Lincoln)

しかし青森出身の愛ちゃんが東北なまりの中国語をしゃべっているのは、なんか狙いすぎではないか...?

日比谷公園で街宣車を繰り出していた人もいたようだが、順当な見方は多分コチラのとおり。



チベット問題も批判するだけでは何の解決にもならない。当事者として関わらず、具体的な解決策も提示できない人たちが騒いでもただ逆効果。以前のエントリーでも触れたが、チベット関連のどのニュース・クリップを見てみても、現地で一番健康そうな様子なのは虐待されているはずのラマ僧たちだもんな。根は深い...。

餃子問題はこの人が冷静な対応を促している。まぁオヤジさん以来の親中謝罪派だから「想定の範囲内」のスタンスというところか。

結局、最初に引用した柳田さんが言うように「食の安全は金で買え」ということでしょうか。その為には曖昧模糊な日本の原産地表記の制度をすこしはまともな方向に改正してほしいのだが、そうすると妙な利権で味をしめている官民政複合体が抵抗勢力化してしまうということか。自分たちの利権を守る為には意味の無い「中国叩き」の方向に衆愚を誘導しておいた方がよいということでしょう。

Saturday, May 10, 2008

Proud Mary

YouTubeでみつけた面白い比較

Music... Action!

先日のエントリー以来、週2回のペースでジムに通っています。

突然ですが、ここで「ジムでiPodシャッフルでこの曲が流れてくると気合いが入る曲ベストテン」...

10位 Christina Aguilera 「Ain't No Other Man」

9位 Baha Men 「Who Let The Dogs Out」

8位 Fat Boy Slim 「Right Here, Right Now」

7位 Elvis Presley 「A Little Less Conversation (JXL Radio Edit Remix)」

6位 Survivor 「Eye of The Tiger」

5位 Destiny's Child 「Bootylicious」

4位 Village People 「Y.M.C.A.」

3位 Seatbelts(菅野よう子)「Tank!」

2位 スキマスイッチ「全力少年」


1位 The Style Council 「Walls Come Tumbling Down」

ま、順不同ってことで...(じゃあ「ベストテン」じゃないじゃないかという突っ込みはナシでお願いします)。

アメリカ大統領選挙ー母の日の陣ーオバマの場合

まだ「母の日コマーシャル」をYouTubeにアップしていないオバマ候補。

こちらは今年3月にアップされたアメリカNBCニュースによるプロフィール・スポット。



アメリカ大統領選挙ー母の日の陣ーヒラリーの場合

ヒラリー候補の「母の日コマーシャル」は一人娘のチェルシーちゃんからのメッセージ。


センスのいい仕上がりでは無いでしょうか。

チェルシーちゃんのイメージは、最近かなり「剛腕」ぶりが目立ってきたこの人と好対照。

負けいくさからくる焦りでしょうか...。

アメリカ大統領選挙ー母の日の陣ーマケインの場合

5月11日はアメリカの母の日(イギリス版は今年は3月だった)。

そこでアメリカ大統領選挙に残っている各候補の映像コマーシャルも、母の日にあやかったものが登場。

まずはマケインさん。

なにかと「ジジィだ、ジジィだ」と馬鹿にされてる、今年72歳のマケインさんのご母堂様。

ロバータさん...まだご存命。しかもメチャクチャ元気。


えらくシャキシャキしてますな。

96歳ですぜ。

ブッシュ・ママのバーバラさんとなんか通じるものが...髪型とか、服装とか..。アメリカ共和党のお墨付きの「正しいアメリカのお母さん」イメージと言ったところでしょうか。

(Wikipediaより)
McCain's son, John S. McCain III, was held as a prisoner of war in North Vietnam for five and a half years. Upon his release, he hurled expletives at his captors. Mrs. McCain's response was, "Johnny, I'm going to come over there and wash your mouth out with soap."

Sunday, May 04, 2008

日本人気質

先日、知人が知らせてくれた香港在住の日本人ビジネス・サークルみたいな集まりに顔をだしてきた。

当日の趣旨は、日本からやってきたベンチャー・ビジネスマンのお話を聞くという集まりで、はっきり言って今の私にはあまり興味の無い内容。「スーパー仕事法」とか「お金を産むネットワーク構築法」みたいな話。

ひととおり「お話」が終わって、質疑応答になり、もう帰ろうかなと思っていたら、どこかのおじちゃんが質問に立った。

「日本人の良さってなんだと思われますか。」

みたいな質問。

あほか...と、思って聞いていた。

勤勉さだとか、まじめ、完璧主義...などなど...。

まだそんなこと言ってるのかよ。

日本人以外の民族は勤勉じゃないというのだろうか。マジメじゃないというのか。

「日本人の技術は中国人には真似できない」なんていっている手合いは「日本人は鳥目だから飛行機の操縦ができない」なっていっていた真珠湾以前のアホ・アメリカ人みたいなもんだ。

上の写真は知る人ぞ知る、フランツ・フォン・シーボルトの娘にして日本で初めての女医、楠本イネさん。(NHKのドラマでは宮沢りえが演じていたらしい...母の楠本滝はミセス・糸井こと樋口可南子女史。)

パパ・フランツが日本にやってきたのは1823年。花咲く化政文化のまっただなか。向学心旺盛な高野長英だの二宮敬作だのに弟子入りされ、江戸参府すれば最上徳内だ、高橋景保だと当時の一流人士が面会を求めにやってきた。「しぼると先生、しぼると先生」と下にもおかぬおもてなし。

鎖国政策のせいで科学技術は遅れていたものの、文化面では爛熟。江戸は人口だけで言えば世界レベルの大都市だったし、庶民でさえも弥次喜多よろしく旅行に出かけ見聞を広めていた。シーボルトは刀剣、浮世絵などをどん欲に蒐集した。

最後の最後のシーボルト事件でミソをつけたとはいえ、シーボルト目に日本はそれこそアジアの楽園と移った。(まぁ特に清朝末期のおとなりさんに比べればそうも思えるわな。)

その経験をもとに、1828年にヨーロッパに帰ったのち「日本」を発行。

このシーボルトから資料提供を受け日本にやってきたのがアメリカ東インド艦隊のペリー提督。

1853年。

日本...豹変...。

30年もしないうちに、日本は「そんのーじょーいっ!」「天誅!」「ちぇすとー!」と、外国人にとってはめちゃくちゃおっかな〜い、シーボルト先生が知っていた日本とは似ても似つかぬ国になっていた。

北斎なんかの春画でアヘアへ喜んでいた日本人が、とつぜん「ヤンキー・ゴー・ホーム」のテロリスト集団になっちまったんだから外人さんたちもびっくらこいただろう。

別に例を幕末にとらなくてもいい。8月15日までは「ウチテシヤマム」「一億火の玉」だった日本人が、年末までには「ギブミーチョコレーッ!」になり、最後には「マッカーサー元帥ありがとう」になっちゃったのはついこの間だよ。

こうした千変万化の過去が身近にありながら、万古不変の日本人の特性があるなんて信じている日本人というのは...いったいなんなんだらう。

日本人の不変の特性とは、状況によって変わりやすいということではないか。

それはとりもなおさず、どこの人間にも共通の特性だ。

「地を易うれば皆然り」ということだ。

だから「日本人固有の気質」の本質とは、個々の「日本人」の心の中の日本人であるという自覚でしかない。

だから今現在の国際社会における「日本人の良さ」とは我々今現在の「日本人」が世界の人様からどう思われたいかということにかかっているといえる。

オマケ...イネさまもハーフ美人ではあるが、幕末・明治の超美人と言えばこの人...









陸奥宗光夫人の亮子さん。

日本人にしてこのアングルで美人に見えるというのはもはや奇跡...ではなかろうか。

家内はこっちが贔屓だが...














川上貞奴さん。

Saturday, May 03, 2008

Fareed Zakaria

ニューズウィーク国際版の編集者、ザカリアさんがアメリカ人の為に、「グローバライゼーション」を説明してあげています。

なんで日本にはこういう広い視野で説得力のある話ができるジャーナリストがいないんだろう。

ロンドン市長選挙

保守党候補のボリス・ジョンソン氏がロンドン市長選挙に当選

BBCの速報はこちら

保守党の選挙戦勝利はなんと、1992年、ジョン・メージャー首相(当時...あたりまえか...)の下で戦われた総選挙以来だとか。

そろそろイギリスも政権交代か。

ボリス君も次回のロンドン・オリンピック2012への準備で大変だな。