アゴラに北条泰時と、彼が中心となって制定した「御成敗式目」、そして「唯浄裏書本」について書いてきた。もともとこのブログでも以前「Yoritomo」でとりあげたネタ。あいも変わらず、タイムリーな話題をズバズバ取り上げているアゴラ執筆者の中にあって、一人だけ「まんが日本昔ばなし」をやっているような観がある。ずれてるな〜。
泰時に注目したのは、英国留学時の時のこと。前回のアゴラのエントリーでも述べたように、「コモンロー万歳」な授業内容に刺激され、日本にも優れた法論理を提示した歴史上の人物がいたはずだと思い、探したのだ。泰時クンと唯浄裏書本を発見した時、大げさな話ではなく、私は日本人としてのプライドに胸が張り裂けんばかりになった。(もっとも私の熱弁に耳を傾けてくれる英国人法学生はいなかったが。)
しかし日本の大学の法学部で泰時クンのことなど教えていないんだろうな...と思うと、私は非常に残念な気持ちでいっぱいになるんである。
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2 years ago
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