一昨年の年末は台湾沖地震による海底ケーブルの断裂でネットがやられ、しっちゃかめっちゃかでしたが、去年・今年の年末年始は仕事そのものに追われておりました。
いまでも追われています。
どうやらこれからの世界的景気の後退を予測して、投資家の皆さんが全世界規模で資産運用の内容の組み直しを行っているらしく、おかげさまで忙しくさせてもらっています。
同時に私の守備範囲であるアジアにおいて、年金などの社会保障基金を含む公的資金が市場への出口を求めて蠢動していることも、この「クソ」忙しさを増長しています。
そんなわけで、年末年始から今現在に至るまで、私のデスクは右に中國、左に韓国、後ろにシンガポールてな具合で、それが順繰り目の前にやってくる按配です。同時に日本とオーストラリアとニュージーランドが頻繁にちゃちゃ入れてきます。
こうした仕事に香港人、中国人、韓国人...とアジア・環太平洋の各地からやってきている同僚と一緒に仕事をしていて、思ったこと...
「オレ、もう『日本人』はやめだね」
ということです。
別に祖国を捨てたわけではありませんので、早とちりしないでください。
私の考えは次のような次第です。
20代で英国の珍しい資格を手にして以来、どうも私はその「資格」に対する同胞の評価を飯のタネにしてきたというのが真相です。
いくら「国際派」をきどってみたところで、これじゃ「日本」を巡る衛星みたいなもんで、せいぜい長崎の出島ぐらいな「なんちゃって国際派」。
やはり真の「国際派」を目指すのであれば、「イチロー」、「Dice-K」、「ゴジラ」のように世界の舞台で結果を残さなきゃだめなわけです。
どうもここまで自分の考えと行動が至るまでにエライ時間を費やしてしまいました。自分のアホな虚栄心がじゃましていたのでしょう。反省。
19歳で留学を決意した時、いつまでも「日本」に寄生するような生き方を選んだわけではない。
そこで今年のテーマは、
「『日本人』をやめて『日本代表』を目指す」
これでいきたいと思います。
とはいえ、給金取りの身で「修行、修行」などとうそぶいていられるのも長くてあと3年。不惑を越しても目が開かず、結果も残せないようじゃ
「ダメダこりゃ」
なわけですので、適度に焦りつつがんばりたいと思います。
景気は悪くなりそうですが、いい年にしましょう!
オマケ
去年の終わりにとんぼ返りで東京出張にいったときに、神田のミズノ旗艦店で買った携帯ストラップを鞄につけてみました。
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